はじめての筍ごはん

人生で初めての筍ご飯を作りました。

できはまずまず、かな。

母は筍が好きなので、この時期になるとよく筍料理を作ってくれました。

私はといえば、特に筍が好きでも嫌いでもなくて

なので、なんと言いますか、数年前までは特別食べたいとも思わなかったのですよね。

それが、今年はスーパーで筍を見かけると、なぜだか無性に食べたくなリました。

立派な生の筍が並んでいておいしそうだったのですけど

料理する自信がなくて、すぐ近くにあった下茹で済みの水煮を買いました。

大きな筍を買って上手にアク抜きする自信がないし、

こんなに大きな筍を買っても食べきれない

美味しく料理する自信もない。。。

こういう時、ほんと自分が嫌になる（泣）

それでもチャレンジしてみようという勇気がない。。。

何度も料理で失敗しているから、とほほ。

そんなわけで、立派な筍の隣にあった、小さな小さな水煮を買って

筍ご飯を作りました。

母の作る筍ご飯の味にはほど遠かったのですけれど、旬の筍を味わうことができたので自分では満足しています。

それでね、この旬の食べ物を体が欲したということに

私はほんの少し嬉しさを感じています。

以前は、本当に食事は単なるエネルギー補給くらいにしか考えていなかったので。

旬の食べ物を食べるとか、体が何を欲しているのか意識を向けるとか

そういうことがとても少なかったのです。

多分、これも地球にやさしい暮らしを意識し始めたおかげと思います。

旬の食べ物を体が欲するようになって

それを自分で気づけるようになって

それをちゃんと選べた自分が嬉しいんです。

来年は母に筍料理を教わろうと心に決めた1日でした。