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地球に優しいエコな暮らしが学べるおすすめの本10選

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連日の猛暑に、地球環境のこと、未来のこと、不安ばかりがつのり気が滅入っていました。

そんな時、

「地球に優しい暮らしを意識したきっかけは何ですか?」と聞かれ、初心を思い出すことができたんです。

どんな状況であっても、どんなに小さくても

 

できることがある。

 

それを思い出させてくれる本たちがあります。

今日は私が地球に優しい暮らしに興味を持ったきっかけと、エコな暮らしが学べるおすすめの本を紹介したいと思います。

エコな暮らしのためにどんなことができるかな?

そんな方に参考にして頂ければ幸いです。

エコな暮らしに興味を持ったきっかけ

プロフィールにも書いていますが、地球に優しい暮らしに興味を持ったきっかけは、20年ほど前にカナダで暮らしたことです。

当時はオーガニック食品の意味もわからず、ハリウッドスターが食べるものと思っていたくらい無知でした。

そんな私でしたが、カナダで出会った友人達の影響で、環境に配慮した暮らしに興味を持ちました。

 

彼らは物を買うときも、レストランで食事をするときも、地球に優しい方を選びました。

そういう価値観で生きる人に出会ったのは初めてのことだったのです。

 

また、カナダの街中のあちこちで野生動物たちを見かけたことも影響しました。

野生のリスやウサギ、アライグマ、スカンクなんてそれまで見たこともありませんでしたからね。

野生動物たちを身近に感じられたことで、人間の暮らしが野生動物たちに与える影響について考えずにはいられませんでした。

 

しかし、日本に帰国すると日々の忙しさに追われ、安さと利便性を求めるようになり、地球に優しい暮らしのことはすっかり忘れ去ってしまったのです。

それでもやっぱり環境に配慮した暮らしを大切にしようと思えたのは、いくつかの本のおかげでした。

地球に優しいエコな暮らしが学べるおすすめ本

沈黙の春

日本に帰国し、地球に優しい暮らしからは遠ざかっていた私でしたが、ある1冊の本を読んだことで、再び環境に目を向けるようになりました。

それが、レイチェル・カーソンの『沈黙の春』です。


 

正直、この本は読み進めるのが辛い本でした。

農薬が野生動物たちにどんな影響を与えるのか、目を背けたくなるような話で、信じたくない気持ちになりました。

それと同時に、これが事実だとしても私にはどうすこともできない、という無力感と罪悪感までも感じてしまいました。

読むのが辛い本だけれど、今でも大切に持っていて、自分の軸がぶれそうになると手に取ります。

春になっても何の音も聞こえてこない沈黙の春、そんな春を未来に残したくはないから、今できることをする。

読むたびに気が引き締まる本です。

▽こちらの本もおすすめ

 

奇跡のリンゴ

日本に帰国してしばらく経った頃、カナダで出会った友人から1冊の本を勧められました。

それが、木村秋則さんの「奇跡のリンゴ」です。

映画化もされました。

 

木村さんは絶対に不可能と言われていたリンゴの無農薬栽培を成し遂げた方です。

著書に深い感銘を受け、2014年には講演会で直接お話しを伺うことができました。

 

日本の農薬使用量は世界一ということも木村さんの著書で知ったんです。

「全ては繋がっている」「地球人として生きる」木村さんの言葉がきっかけで、無農薬野菜や有機野菜を選ぶようになりました。

私が心から尊敬する方です。

セヴァンの地球のなおし方

続いては「セヴァンの地球のなおし方」

こちらは本ではなく、DVDです。


 

セヴァン・スズキはカナダ出身の環境活動家。

彼女はまだ12歳だった1992年、リオデジャネイロで開かれた環境サミットで伝説のスピーチをします。

どうやってなおすかわからないものを壊しつづけるのはもうやめてください

この一言が深く深く、心に響きました。

 

この作品はセヴァンの活動を紹介するドキュメンタリーですが、環境に対する世界の取り組みが紹介されています。その中の一つに日本の活動も取り上げられていました。

この映画を見たのは、環境問題に対して「自分にはどうすることもできない」と無力感を感じていた頃です。

セヴァンの言葉で、それでも諦めずに私に出来る小さなことをやってみようという気持ちになりました。

 

彼女の伝説のスピーチは下記の本で読むことができます。


世界から貧しさをなくす30の方法

20代の頃、私は青年海外協力隊に関心がありました。

世界をよりよくする活動に携わりたいと思っていたのですね、でも勇気がなくてチャレンジすることはなかったのですが

その頃に「フェアトレード」という言葉に出会いました。

海外に行って活動をしなくても、普段の買い物でできることがある、そう気付かされました。


 

普段の生活で身近にあるものが、どんな国で、どのように作られているのか関心を持つことが大切だと学んだ本です。

昭和に学ぶeco生活

昭和の時代は今に比べると不便なこともあったけれど、

今よりもっと地球に優しい暮らしがあったと思います。

続いて紹介するのはこちらの本


この本では高度成長期前(昭和30年より前)のライフスタイルから地球に優しい暮らしの知恵が紹介されています。

私も昭和生まれですが、生まれる前の時代の話。

特別難しい何かではなく、今の生活でも普通に取り入れられる暮らしのコツです。

「丁寧な暮らし」とはこういうことではないかと思います。

はじめてのエシカル



最近「エシカル」という言葉をよく耳にします。

しかしながら、

「はて、エシカルとはなんぞや?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

 

私もそんな一人で、エシカルって何となくイメージできるけど、どういうこと?

と思っていました。

 

この本を読むと、エシカルな暮らしのために自分にできることを知ることができます。

捨てられる食べものたち

20年前、カナダから日本に帰国して、日本はなんて便利な国なんだと思いました。

あちこちにコンビニがあって、たくさんの種類のおにぎりやサンドイッチ、お弁当を24時間買うことができます。

だけどね、ふと思ったのです。

こんなにたくさんあって、売れ残ったりしないのだろうか。

最近になって、フードロスのことがニュースになり、この本を手に取りました。


私はお店で売れ残って捨てられる食べ物がほとんどなのだろうと思っていたのですが、

家庭から出る、食品ロスが半数近くを占めるということに驚きました。

確かに、買ったことを忘れて冷蔵庫の奥で干からびている野菜を見つけることがたびたびあります(反省)

この本には食費ロスを減らすためにできることが記載されています。

改めて、買い物の仕方、料理の仕方を見直し、食品ロスを出さない暮らしを心がけるようになりました。

はっか油の愉しみ

続いてはこちら


はっか油に虫除けの効果があると知って、今では夏の暮らしには欠かせない存在となっています。

その他にもお掃除に使ったり、歯磨きに使ったり、ハッカ油の活用方法がたくさん紹介されています。

プラスチック・フリー生活 今すぐできる小さな革命

続いて紹介するのは、こちらの本


「海と糸」を始めるきっかけにもなった本です。

詳しくは下記の記事で紹介しています。

プラスチックフリー生活に興味を持ったら最初に読むべき本2020年7月レジ袋の有料化が始まりました。 ちょうどその頃、海に浮かぶポテトチップスの袋を見つけて、 私はプラスチックフリ...

 

プラスチックの現実と未来へのアイデア



先に紹介した「プラスチック・フリー生活」は海外の方が書いた本です。

プラスチック問題全般に関して書かれています。

一方でこの本は、日本の状況についてより詳しく書かれています。

今日からできるアクションリスト(P131)は非常に参考になります。

まとめ

地球に優しい暮らしについて学べるおすすめの本を紹介しました。

気になるものがありましたら、ぜひ読んでみてください!

 

▽今日からできるプラスチックフリー生活、一緒にやってみませんか?

プラスチックフリー生活はじめの一歩|今日からできる6つのことプラスチックフリーを生活に取り入れ始めてもうすぐ1年が経ちます。 きっかけは海に浮かぶポテトチップスの袋を見つけたあの日 ...