海と糸です。
このブログは地球にやさしい暮らしと編み物をテーマに、初心者さん向けの編み物レシピを紹介しています。

さて、今日は貝殻模様のかごバッグの編み方を紹介します。
貝殻模様のアイテムはこれまでにもいくつか紹介したことがあるのですが、
私の一番好きな編み方です(^ ^)
これからの季節、海へのお出かけにぴったりのかごバッグを一緒に編んでみませんか?
かぎ針編みの基本の編み方で編めますので、初心者の方にもおすすめですよ!
貝殻模様のかごバッグの編み方
このレシピではかぎ針編みの基本の編み方については省略させていただきますので、下記の記事をご参照ください。

貝殻模様の編み方は、巾着ポーチの記事でも紹介しています。
記事内にほんの少しですが、動画もありますので、あわせてご覧いただくとわかりやすいと思います。

このレシピで使用する糸と道具
このレシピでは、ダルマのSASAWASHI FLATを5つ使用します。
色番号は101です。
かぎ針は5号を使います。
とじ針もご用意ください。
SASAWASHIには普通のタイプとFLATの2種類あります。
普通のタイプはこちら
FLATはひらべったく薄いので、個人的にはFLATの方が編みやすいと感じています。
ただ、普通のタイプは色がたくさんあるので、青や黄色など夏らしい明るい色で編むのもいいかもです!
※普通のタイプはFLATより1玉が短いので、糸を多めにご用意ください。
工程1:底面を編む
では早速編んでいきましょう!
まずは底面を編みます。

丸く編む編み方は下記の記事で詳しく解説していますので、参考にしながら編んでください。

編み目の数は下記の通りです。
20段目まで編んでください。
段数 | 編み方 | 編み目の数 |
1段目 | 細編み×6回 | 6 |
2段目 | 増やし目×6回 | 12 |
3段目 | (細編み1回+増やし目1回)×6回 | 18 |
4段目 | (細編み2回+増やし目1回)×6回 | 24 |
5段目 | (細編み3回+増やし目1回)×6回 | 30 |
6段目 | (細編み2回+増やし目1回+細編み2回)×6回 | 36 |
7段目 | (細編み5回+増やし目1回)×6回 | 42 |
8段目 | (細編み3回+増やし目1回+細編み3回)×6回 | 48 |
9段目 | (細編み7回+増やし目1回)×6回 | 54 |
10段目 | (細編み4回+増やし目1回+細編み4回)×6回 | 60 |
11段目 | (細編み9回+増やし目1回)×6回 | 66 |
12段目 | (細編み5回+増やし目1回+細編み5回)×6回 | 72 |
13段目 | (細編み11回+増やし目1回)×6回 | 78 |
14段目 | (細編み6回+増やし目1回+細編み6回)×6回 | 84 |
15段目 | (細編み13回+増やし目1回)×6回 | 90 |
16段目 | (細編み7回+増やし目1回+細編み7回)×6回 | 96 |
17段目 | (細編み15回+増やし目1回)×6回 | 102 |
18段目 | (細編み8回+増やし目1回+細編み8回)×6回 | 108 |
19段目 | (細編み17回+増やし目1回)×6回 | 114 |
20段目 | (細編み9回+増やし目1回+細編み9回)×6回 | 120 |
ポイントは、1段ごとに6目ずつ編み目の数を増やすことです。
側面の貝殻模様が6目で1つの模様になるので、6の倍数で編みます。
サイズを変えて編むことも可能ですので、20段より少なくしたり、多くしたりお好みでアレンジしてくださいね。
その場合でも側面の貝殻模様の編み方は同じですので安心してください!
工程2:側面を編む
ここからは、側面の貝殻模様の編み方を解説します。
貝殻模様1段目
底面の編み終わりに続けて、立ち上がりの1目を編み、細編みを1目編みます。
次に、前段の細編みを2目あけて、矢印のところに長編みを3目編みます。

続けて、鎖編みを1目編み、同じところに長編みを3目編みます。
次に、前段の細編みを2目あけて、矢印のところに細編みを編みます。

これで貝殻模様が1つ編めました。

同じようにして貝殻模様を編んでいきます。

編み終わりは、最初の細編みに引き抜きます。

これで貝殻模様の1段目が編み終わりました。

貝殻模様2段目
続けて貝殻模様2段目を編みます。
最初に立ち上がりの鎖編みを3目編み、矢印のところに長編みを2目編みます。
続けて、前段の貝殻模様の真ん中の鎖編み(矢印のところ)に細編みを1目編みます。

次は、前段の細編みを編んだところ(矢印)に「長編み3目+鎖編み1目+長編み3目」を編みます。

続けて、前段の貝殻模様の中央にある鎖編みに細編みを1目編みます。

これで貝殻模様が1つ編めました。
同じように前段の細編みに「長編み3目+鎖編み1目+長編み3目」編みます。

同じことを繰り返して1周編みます。

編み終わりは、最初に長編みを2目編んだところ(矢印)に長編みを3目編み、
続けて、鎖編みを1目編んで、
立ち上がりの鎖編み3つ目に引き抜きます。

これで、貝殻模様の2段目が編み終わりました。

貝殻模様3段目
続けて、貝殻模様の3段目です。
まずは立ち上がりの鎖編みを1目編み、前段の鎖編みを編んだところに細編みを1目編みます。
続けて、前段の細編みのところ(矢印)に長編み3目+鎖編み1目+長編み3目を編みます。


同じことを繰り返して編んでください。
3段目の編み終わりは、最初の細編みに引き抜きます。

貝殻模様3段目まで編んだところです。

ここまでのポイント
偶数段と奇数段では、編み始めと編み終わりの編み方が異なります。
同じ編み方を繰り返しながらお好みの高さになるまで編みます。

工程3:持ち手を編む
続けて、持ち手の編み方です。
側面の編み終わりから続けて、立ち上がりの鎖編みを1目編み、貝殻模様一つ分の細編みを編みます。
矢印のところを拾って、細編みを9目編んでください。

同じことを繰り返して編んでいきます

持ち手の長さはお好みで大丈夫ですが、私は約15cm編みました。
続けて、赤丸のところに新しく糸をつけて同じように持ち手を編みます。

持ち手を2つ編んだところです。
持ち手と持ち手の間は貝殻模様3つ分あいています。

同じようにして、反対側にもあと2つ持ち手を編みます。

続けて、持ち手の先端を縫い合わせます。

次に、持ち手のはじとはじを縫い合わせて筒状にします。

反対側の持ち手も同じように縫い合わせます。

編み終わりと編み始め、ぬい終わりとぬい始めの糸は編み地に潜らせて切ります。
かごバッグの完成です!

最後に・・・
SASAWASHIで編む、貝殻模様のかごバッグをご紹介しました!
夏に向けて編んでみませんか?
SASAWASHIのレシピは他にも

海と糸では、他にもかぎ針編み初心者さんにおすすめの編み物レシピを紹介しています。

編み物のある暮らしを一緒に楽しんでいけたら嬉しく思います。