こんにちは。海と糸です。
このブログは編み物でプラスチックフリーをテーマに地球に優しい暮らし方を紹介しています。
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さて、かぎ編み初心者さんにとって、1つの難関が『丸く編む』事ではないでしょうか。
でもこの丸く編む事ができるようになると、バッグや帽子など様々な物が編めるようになります。
実は私も丸く編む事が苦手でした。
今日は初心者さんでも比較的簡単にできるコースターの編み方と、失敗を防ぐちょっとしたコツをお伝えできればと思います。
初心者さんでも簡単!コースターの編み方
- コットン糸 1玉
- かぎ針 5号
- とじ針
- クリップ
今回はダルマ毛糸さんのニッティングコットンを使いました。
滑らかで編みやすい糸です。
では早速編んでいきましょう!
かぎ編みの基本はこちらも参考にどうぞ
初心者さんの為のかぎ編みコースターの編み方
1.まずは左手の人差し指に糸を2回巻き付けます。ポイントは糸端を指の付け根から指先向かって巻き付ける事です。
2.輪っかが崩れないようそっと指から外し、糸の重なったところを抑えながらかぎ針を輪っかに通します。丸印の糸を針にひっかけて引き抜きます。
3.今度は輪っかの上を通して糸に針をかけ、引き抜きます。これで最初の作り目が編めました。
4.続けて糸をかぎ針にかけて引き抜きます。
立ち上がりのくさり編み1目が編めました。
5.続けてもう一度輪っかに針を通して、引き抜きます。
5.もう一度針に糸をひっかけて、今度は2つのループを引き抜きます。
こま編みが1目編めました。
6.同じように輪っかに針を通し、細編みを編みます。
こま編みが2目編めたところです。同じことを繰り替えして、こま編みを6目編みます。
7.こま編みが6目編めたところです。ここで一度かぎ針を外します。
8.糸端を赤矢印のように引っ張ってみると、黄色で印をつけた部分が動きます。
この黄色い部分をつまんで、そっと引っ張ります。
そうすると、もう片方の糸が引き締められていきます。
続いて糸端を引っ張ると、糸が引き締められて小さな円ができます。
かぎ針を輪っかに戻し、矢印の位置に通します。
9.かぎ針に糸をひっかけて、2つのループを引き抜きます。
10.続けて2段目を編んでいきます。もう一度かぎ針に糸をひっかけて引き抜きます。
くさり編みが1目編めました。これを立ち上がりの鎖1目と呼んだりします。
11.続けて同じ場所にもう一度かぎ針を通してこま編みを編みます。ここ間違いやすいです。引き抜き編みを編んだ同じ目に編みます。2目目に編まないよう注意して下さい。
12.続けて同じ場所にもう1目こま編みを編みます。1つの目に2つのこま編みを編むので「増やし目」と呼びます。
13.2段目は1段目の6目全てに増やし目を編みます。つまり、2めづつ編み入れます。その結果、2段目は全部で12目になります。編み終わりは1目目(矢印の位置)に針をさして引き抜きます。
14.同じように立ち上がりのくさり編みを1目編み、3段目を編んでいきます。
この時立ち上がりの目にクリップを付けておくと目印になります。
3段目はこま編み1回+増やし目1回を6回繰り返して編みます。
3段目の編み終わりです。同じように1目目に引き抜きます。
4段目以降は下記の表を見ながら同じように編み進めてください。
〇:細編み
●:増やし目
1段目 | 〇×6回 |
---|---|
2段目 | ●●×6回 |
3段目 | 〇●●×6回 |
4段目 | 〇〇●●×6回 |
5段目 | 〇〇〇●●×6回 |
6段目 | 〇〇●●〇〇×6回 |
7段目 | 〇〇〇〇〇●●×6回 |
8段目 | 〇〇〇●●〇〇〇×6回 |
9段目 | 〇〇〇〇〇〇〇●●×6回 |
10段目 | 〇〇〇〇●●〇〇〇〇×6回 |
増やし目の位置をずらしながら編んでいきます。これは同じ位置に増やし目を繰り返すとその部分がとがってしまうからです。多少順番を間違えても合計の編み目の数があっていれば問題なしです。
15.10段目まで編み終えたら、糸を10cm程残して切ります。
かぎ針をぐーっとひっぱって、糸を引き抜きます。
16.糸端をとじ針に通して、糸の処理をしていきます。
まずは、編み終わりの位置から2つ前の細編みに針を通します。
もう一度編み終わりの位置に戻って針をさします。
すると、編み終わりの位置が目立たなくなります。
あとは、裏地に何度かくぐらせ、糸を切ります。編み始めの糸も同じようにします。
コースターの完成です!
まとめ
私は編み図を読むのが苦手だったので、出来るだけ写真をたくさん使って初心者さんにも理解できるようこの記事を書きました。お役に立てれば幸いです。
基本を覚えてしまえば、作れるものの幅がぐんと広がりますので是非チャレンジしてみてくださいね!
次に編むならこれはどうでしょう。