今日は朝から紫陽花さんぽ
綺麗な紫陽花があっちにもこっちにも
私は、花の写真を撮るのが好きです。
それって花に元気をもらってるからなんだなって
つくづく、思います。
たくさんの紫陽花
もう「完璧」ってほどに美しく咲いてるものもあるけど
そうじゃないのもあって
ちょっとくらい傷があっても
汚れていても
虫に食われていても
あなたとっても素敵よ、と声をかけてみる。
紫陽花はゆらゆらと風に揺られて
ふふふっと、笑う。

こんな事が私にはよくあるの
花や植物の気持ちが伝わってくる。
部屋に花を飾ると、
ああ、一人じゃないんだって
ホッとして、安らいで、元気が出る。
でも、
こんな私はとっても変だ。
絶対に誰にも知られちゃいけない
植物のエネルギーとか
妖精とか、天使とか
見えない何かを信じている私はとっても恥ずかしい。
だから心の奥の奥に閉じ込めて
しっかり鍵をかけて
関わらないようにしよう。
人としてちゃんと、しっかり生きていくためには
スキルが大事、資格が大事
目に見えない何かより、現実的なこと
知識や経験を重視しなくちゃ
なのに、、、、あれ?
全然うまくいかない
毎日毎日、クタクタでヘロヘロ
ついには、大好きな編み物もできなくなった。
腰が痛くて、指が痛くて、
休みの日はずーっと寝ていた。
しんどくて、しんどくて
この先もずっとこうやって生きていくのかと思うと
絶望しかなかった。
そんな時、あるお話会のイベントに参加した。
私、人見知りだし、オンラインで話すの苦手。
普段なら絶対にこういうの参加しない。
だけど、なぜかとても気になって、受けてみることにした。

そのイベントは、「守護天使からの一言メッセージがもらえる」というものだった
普段の私なら、まず申し込まない。
だって、天使とか目に見えない何かに頼ることは恥ずかしいと思っていたから
心の奥の奥に閉じ込めて、関わらないと決めていたから
でもこの時は、あまりに疲れていて
いつもなら「やめておけ」と言ってくる頭の声が弱まった。
だから「受けてみたい」と言う心の声に従うことにした。
守護天使からのメッセージは、
「満ち足りていると感じることをしなさい」
というものだった。
はて?困った
満ち足りているとはどんな感情だろう
満ち足りていると感じたことなどないから分からなかった。
それからの1ヶ月は、ふと気になったこと
やってみたいと思ったこと
昔好きだったことなどを少しずつ手に取ってみた。
それはほんのささいなこと
毎日部屋に花を飾るとか
ラベンダーの香りを嗅ぐとか
砂浜を裸足で歩くとか
ハーブティーを飲むとか
外国の絵本を買うとか
そうしたら、少しずつ少しずつ心が元気になってきた
心が元気になってきたら、体も元気になってきた
満ち足りているとは、つまり「エネルギーが満ちている」ということなのだろう。
守護天使はこう言いたかったのかもしれない
「まずは自分のエネルギーを満たしなさい、そうすれば自分を活かす道が見つかる」と
答えは自分の中にある、その意味がずっと分からなかったけれど
もしかしたら心の奥の奥に閉じ込めた「見えない何かを信じる」ことなのかもしれない。
星の王子様の一節がふと頭に浮かんだ。
「本当に大切なことは、目に見えない」
私にとって本当に大切なことは、「目には見えないものを信じる心」だったのかもしれない。
それを心の奥に封印してしまっていたから、どう生きていったらよいか道に迷ってしまったんだ。
ずっとずっと一人で頑張ってきたと思っていたけれど
本当はずっとずっと何かに守られていて、導かれていた。
そうとしか思えない数々の出来事がある。
目に見えない何かを封印して生きる人生はとてもつらい。
だからもう、封印するのはやめる。
これからは信じてみようと思う。
大切なことは、やっぱり、目には見えなかったよ。
教えてくれて、ありがとうね。
