日々のこと PR

ふるさとの春

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

久しぶりに生まれ育った町へ

父と一緒に満開の桜めぐり

 

土のにおい

草のにおい

 

いっぱいに吸い込んで

心がすーっと静かになる

 

若い人が都会へ出て行き

お年寄りばかりになった町

 

 

私もそんな「都会へ出て行った」一人だ。

 

 

そのことを後悔しているわけではない。

海外で暮らしたことも私にとってかけがえのない経験だったから。

 

田舎には田舎の

都会には都会の

 

日本には日本の

海外には海外の

 

その場所にしかないよさがある。

 

ただ・・・

 

どんなに立派な服を着て

どんなに立派なビルで働いていたとしても

 

田畑を耕し

食べ物を作ってくれる人がいるから

生きていける

 

そのことに私はもう少し早く

気づきたかった。

 

山へ行けば元気になる、と言った父を見ながら

私はこれからどのように生きていこうか考えていた

 

 

 

 

1日1日をもっと大切にしたい

美しい自然をたくさん見たい

土に触れて、植物や野菜を育ててみたい

家族と一緒にご飯を食べたい

心から信頼できる人を大切にしたい

 

誰かのためとか

何かのためでなく

 

自分が本当に大切にしたいことを大切にしながら

ただ生きていることをめいっぱい感じながら

いまある喜びも悲しみも、まるごと受け入れよう

 

そう思えたら今までずっと書けなかったブログをもう一度書きたいという気持ちになりました。

 

私は自分の生き方を認めることができなかったのです。

本当はもっと自然の中で暮らしたい

地球の資源を消費するばかりでなく、何かを生み出すような生き方をしたい

 

そうできない自分はダメだと

ずっとずっと自分で自分を責めていたんです。

 

でもね、ふるさとの山を見ていたら

ふっと力がぬけました。

 

今のまんまの私でできることをやればいいんじゃない?

 

そんな声が聞こえた気がしました。

 

ブログから離れていた間、

心配してメッセージをくださった方

私の文章が好きだとメッセージをくださった方

編み物を始めましたとメッセージをくださった方

 

そして、

いつも温かく見守り応援してくださる方々に

心からの感謝を伝えたいと思います。

本当にありがとうございます。

 

 

私ね、田舎に住んで自給自足のような暮らしに憧れているんです。

だからコンクリートに囲まれた都市部で暮らしている自分が嫌いだったのです。

 

そんな自分を自分が一番、否定していました。

 

でももうやめます。

0か100かじゃない。

 

今の私だからできる「ほんの少し地球にやさしい暮らし方」があると思うから。

 

背伸びをせず、無理をせず、できること

 

ほんの小さなことしかできないけど

ほんの小さなことしかできない自分を受け入れることにします。

 

だから、これからもこの場所で

地球にやさしい暮らしを私らしく続けていこうと思います。