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名もなき花壇の花にも世話をする人がいて、癒される人がいる

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毎日歩くことを日課にすると決めて、

できるだけ、毎日、少しでも歩くようにしています。

 

散歩のお供はいつもカメラ

道路脇に咲く小さな花を写真に撮るのが楽しみです。

 

 

いつもの公園で木を見上げると小さな実がついていました。

空を見上げるとほんの少し秋らしい、やさしい水色の空。

毎日ほんの少しでも自然に触れることが、私にとって大きな癒しになっています。

 

 

いつだったか、すっかり花が散ってしまった桜の木を写真に撮っていたら

少年の蹴ったサッカーボールがポンと飛んできて

思わず両手でガシッとキャッチ。

 

 

少年の元へ投げ返すはずが、ボールはあさっての方向へ飛んでいく。

少年はありがとうございますと律儀に頭を下げてボールを追いかける。

ごめんね〜と謝る私。

 

 

ふと見ると、サッカーボールをガシッとキャッチしたから

服が泥だらけ。

 

 

そんなことを思い出して、ふふふと笑って、楽しい気持ちで帰路につきました。

 

 

歩道と車道の境目には小さな花壇が点々と続いていて、さまざまな花が植えられています。

季節ごとに変わるその花はきっと誰かが心を込めて手入れしているのでしょう。

いつも綺麗に咲いてます。

 

 

名もなき花壇の花でも大切に手入れをしている誰かがいる。

そのことを思うとなんだかとても温かい気持ちになります。

 

どんなに小さな花でも、大切に思う誰かがいて、癒される誰かがいる。

どんなに小さな花でも、誰かに大切に思われて、誰かを癒す役割がある。

そのことに私はとても励まされます。

 

 

人間だってきっとおんなじなのです。

どんなにちっぽけに思えても、

あなたを大切に思う誰かがいて、あなたにもちゃんと役割があるよ。

そんなことを教えてくれている気がします。