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棒針編みの基本|つくり目、表目、裏目、ふせどめの編み方

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こんにちは。海と糸です。

このブログは地球にやさしい暮らしと編み物をテーマに初心者さん向けの編み物レシピを紹介しています。

umi to itoについてumi to ito(海と糸)は地球にやさしい暮らし方と編み物のブログです。 2020年7月、レジ袋の有料化が始まりました。 ...

 

 

私が初めて棒針編みにチャレンジしたのは

確か、中学生くらいの頃です。

 

なぜだか急にマフラーを編みたいと思い

母に編み物を教えてほしいとねだりました。

 

母は白い毛糸と編み棒を買ってきて

編み方を教えてくれたのですが

私は途中で飽きてしまい、マフラーが完成することはありませんでした。

 

それからも何度か編み物にチャレンジしましたが

私は編み図が理解できずに何度も挫折していました。

 

 

そんな私が今、こうして編み物を楽しめているのは

カナダで出会ったホストファミリーのおばあちゃんのおかげです。

 

おばあちゃんの英語はほとんど聞き取れなかったけれど

手元を見せながら、こうやって編むんだよと教えてくれました。

 

その時にはじめて、

ああ、編み図がなくても編み物ってできるんだと思いました。

 

棒針編みの基本は「つくり目」と、「表目」「裏目」、編み終わりの「ふせどめ」です。

その4つだけでもたくさんのものを編むことができます。

 

海と糸では、編み図を使わずに棒針編みの基本の編み方だけで

編めるレシピを紹介しています。

 

カナダのおばあちゃんが教えてくれたように

写真と文章でこうやって編むんだよと伝える気持ちで書いています。

 

この記事では、棒針編みの基本となる

  1. つくり目
  2. 表目
  3. 裏目
  4. ふせどめ

の編み方をまとめて紹介します。

 

 

編み図が苦手な人にも

編み物に挫折した経験のある人にも

編み物の楽しさや、手作りのある暮らしの豊かさをお伝えできたら嬉しいです。

つくり目の編み方

棒針編みを編むには、最初につくり目を編みます。

つくり目を作る位置は、

糸はじから、編みたいものの3倍の長さの位置に作ります。

例えば、20cmのものを編むなら、糸端から60cmの位置から編み始めます。

(※編むものによって例外もあります。)

海と糸
海と糸
私の場合、糸が足りなかったとなるとショックなので、3倍より少し長めにすることが多いです。

 

つくり目の位置に小さな輪を作り、赤丸のところをつまみ、輪から引き出します。

こんな感じです。

輪に棒針を通し、糸を下に引っ張って引き締めます。

(※細い棒針の場合は、2本重ねて作り目を編みます。)

これでつくり目が1目できました。

 

続けて、棒針を右手で持ち、

糸はじ側の糸を親指にかけ、糸玉側の糸を人差し指にかけ

2本の糸を中指、薬指、小指でそっと握ります。

次に、親指の下の糸(赤丸のところ)を棒針に引っ掛け

続けて、人差し指にかかっている糸(赤丸のところ)を棒針に引っ掛け、

親指にかかっている糸の間を通し、親指にかかっている糸を外します。

続けて親指と人差し指を使って、糸を引き締めます。

インスタには少しだけ動画も載せていますので、あわせてご覧ください。

 

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同じことを繰り返して、作り目が20目編めたところです。

糸はじは間違って編んでしまわないよう、結んでおくと良いです。

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表目の編み方

ここからは「表目」の編み方を紹介します。

 

まずは編み棒の持ち方から

左手の親指と中指で、編み地のかかった棒針を持ち、

糸玉側の糸を人差し指にかけます。

右手にもう一つの棒針を持ち、編んでいきます。

表目を編むには、一つ目の編み目に棒針を通し

人差し指にかかっている糸を引っ掛けて、手前に引き出します。

続けて、左側の針にかかっていた1目を外します。

これで表目が1目編めました。

 

インスタでは少しだけ動画も載せていますので、あわせてご覧ください。

2枚目と3枚目が表目の編み方です。

 

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同じ編み方を繰り返し、表目を1段編んだところです。

裏目の編み方

次に「裏目」の編み方を紹介します。

 

まずは編み棒の持ち方です。

左手の親指と中指で、編み地のかかった棒針を持ち、

糸を棒針の手前に持ってきて、糸玉側の糸を人差し指にかけます。

裏目を編む時は、糸が棒針の手前にくることに注意です。
表目の時は、糸は棒針の向こう側から人差し指にかけています。

表目と裏目を比較してみると

裏目は糸が編み針の手前、表目は編み針の向こう側にあるのがわかりますよね。

 

裏目を編むには、下記のように1つ目の編み目に棒針を通し、

糸をかけて、引き抜きます。

続けて、左側の棒針にかかっていた1目を外します。

下記のインスタ2枚目の動画では表目2回、裏目2回を交互に繰り返して編んでいます。

表目と裏目の編み方の違いがわかりやすいと思いますので、よろしければご覧になってください。

 

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同じようにして裏目を1段編んだところです。

ふせどめの編み方

最後にふせどめの編み方を紹介します。

 

ふせどめは、編み終わりの一番最後に編みます。

まず、最初の2目は普通に編んでください。

写真では表目を2目編んでいますが、

編むものによって、表目だったり、裏目だったりしても大丈夫です。

 

2目編んだら、左側の針を1つ目の編み目に通して、2つ目の編み目にかぶせるように動かします。かぶせたら、左側の棒針は編み目から外します。

 

これで「ふせどめ」が1つ編めました。

続けて、次の目を編みます。(写真では表目を編みました。)

同じようにして、1つ目の編み目を2つ目の編み目にかぶせます。

インスタには少しだけ動画を載せていますので、参考にご覧ください。

4枚目の動画がふせどめです。

 

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同じようにして「ふせどめ」で1段編んだところです。

 

編み終わりは糸はじを10cm程残して切り、最後の編み目を広げて、糸端を通し

優しく引っ張り、引き締めます。

糸端をとじ針に通して編み地に潜らせ、切ります。

最後に・・・

棒針編みの基本、つくり目、表目、裏目、ふせどめの編み方をまとめてご紹介しました。

この4つの基本の編み方だけでも

さまざまなものが編めるんですよ(^ ^)

 

海と糸では、編み図を使わず、初心者の方にも編んでいただけるよう

簡単な編み物レシピを紹介しています。

 

ぜひぜひ編み物を楽しみながら

手作りのある暮らしの温もりを感じていただけたら嬉しいです。

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