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【初心者さんの為の棒針編みの始め方】簡単なマフラーの編み方

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こんにちは。海と糸です。

このブログは地球に優しいくらしと編み物をテーマに発信しています。
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さて、最近数年ぶりに棒針編みを始めました。

 

暫く編んでいなかったのには理由がありまして・・・

数年前、私がマフラーを編んでいると、

「マフラーなら○○○○に行けば1000円で買えるよ」

とある人から言われました。

 

私は1週間かけてマフラーを編んでいる自分がなんだか恥ずかしくなって、編み物をやめてしまったんですね。

今となっては、どうしてそんな一言で、と思うのですが(/_;)

 

その人は、○○○○で買えるマフラーを良いと思っているけれど、

わたしは1週間かけて編んだ手編みのマフラーが良いと思っている。

 

ただ、価値観が違うだけなのに。

 

誰かの考えと比較して、自分の好きなものをずっと封印していました。

今はね、思うんです。

 

誰かに自分の価値観を認めてもらう必要なんて無くて、

ただ、自分が良いと思う事、大切にしたいと思う事を続ければよかったんだって。

 

このブログは私と同じように、1000円で買えるマフラーより、

1週間かけて編んだ手編みのマフラーをよいと思うそんなあなたと繋がりたくて

書いています。

『かぎ編み』と『棒編み』どっちが簡単?

ところで、編み物初心者さんの中には

『かぎ編み』と『棒編み』どっちの方が簡単なの?

そんな疑問があるかもしれませんね。

 

実は、私が一番最初にやった編み物は「棒編み」でした。

それで、どちらかと言えば「かぎ編み」の方が難しいと思っていました。

 

なので「棒編み」って難しそうという声も聞きますが、

やってみると意外と簡単、と感じる人もいるはずです。

 

この記事では初めて「棒編み」に挑戦する人に向けて、1つ1つのプロセスを詳しく説明していきたいと思います。

ぜひ初めての方も挑戦してみてくださいね。

棒針編みの道具と糸の選び方

ここからは、棒針編みの道具と糸の選び方を紹介します。

棒編みに必要な基本の道具は、3つあります。

  1. 毛糸
  2. 棒針
  3. とじ針

それぞれ詳しく見ていきましょう。

今回マフラーを編むのに選んだ糸はこちらです。

初心者さん向けの糸の選び方のポイントはいくつかあるのですが、

何より大事なのは、

その糸で編んだものを自分が使いたいと思うかどうか

です。

どんなに編みやすい糸で編んだとしても、完成したマフラーを使いたいと思えないのであれば、意味がないと思っています。

なので、まずは自分が使いたいと思える糸、色を選びます。

さらに、初心者さんにはストレートな糸がおススメです。

ポコポコとした糸も可愛いですし、

ふわふわのモヘアの糸も可愛いのですが、

はじめての棒編みなら、私が選んだ「ソノモノ」のようなストレートの糸が編みやすいです。

毛糸の太さは、棒針10号くらいがおすすめ。

パッケージに使用針の目安が書いてあるので、確認してみてください。

あまり細い糸だとその分たくさん編まなければならないので結構大変です(-_-;)

棒針は下記の10号を使っています。

 

棒針にも様々な種類があるのですが、マフラーを編むには、この棒針のように玉付きの棒針がおススメです。

先端から編地が抜けてしまうことが無いからです。

最後に、とじ針です。

普通の針よりも糸を通す穴が大きいのが特徴です。

編み始めと編み終わりの糸を処理するのに使います。

棒針編みの基本的な編み方

ではここからは、棒針編みの基本的な編み方を説明していきますね。

糸はマフラーの幅の約3倍の長さを引き出し、編み始めます。
(最初は3倍よりさらに少し長めに、余裕をもたせてもいいかも)

今回作るマフラーの幅は約15㎝なので、毛糸の糸端から約45㎝の位置から編み始めます。

編み始めの位置に小さな円を作ります。ポイントは糸の流れ。
下記の写真のように糸玉側の上に糸端側が来るようにします。

赤丸のついている糸を、円の中を通して引き出します。こんな感じ

つまんだ輪っかの中に棒針を通します。後ろ側から手前側に来るようにします。

糸を下に引っ張って引き締めます。

これで1目ができました。

ここから1段目を編んできます。

糸は下記の写真のように持ちます。

糸端側を親指にかけ、糸玉側を人差し指にかけ、2本の糸を一緒に中指・薬指・小指でかるく握ります。

棒針を右手で持ち、親指の下の糸(赤丸のところ)を左側から右側にひっかけます。

こんな感じ

続けて人差し指にかかっている糸(赤丸のところ)を右側から針にひっかけます。

続けて、親指にかかっている糸の間(赤丸のところ)を通します。

親指にかかっている糸を外し、

棒針を上にひっぱり、親指と人差し指を広げて糸を引き締めます。

2目めが編めました。

同じことを繰り返して、25目編みます。1段目が編み終わりました。

インスタでは少しだけ動画も載せていますので、あわせてご覧ください。

 

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次に2段目を編みましょう。

編地を裏返して、糸を人差し指にかけ、親指と中指で棒針を持ちます。

右手にもう一本の棒針を持ち、1目めの糸の左側から奥に向けて針を通します。

人差し指にかかっている糸の右側から針をひっかけて、手前に引き出します。

左側の棒針にかかっている糸を外します。

これで2段目の1目めが編めました。

同じようにして、2目、3目と編んでいきます。

2段目の、25目編み終えたところです。この編み方を表目』と呼びます。
表側から針を通すから、かなと思います。

続けて、3段目を編みます。編地を裏返して同じように持ちます。

編み方は2段目と同じです。

右手でもう一本の棒針を持ち、糸の左側から針を刺し、

人差し指にかかっている糸の右側からひっかけます

糸を手前に引き出して、

左側の棒針にかかっている糸を外します。

これを繰り返して編んでいきます。

3段目25目編めたところです。

同じことを繰り返して編んでいきます。

表も裏も編み方は同じ『表目』なので簡単ですね(^^♪

(裏側も『表目』で編むとはなんともややこしいので、編み方の呼び名はあまり気にしないでください!)

毛糸1玉で約35㎝編めました。
(編む人の力加減で異なりますので目安です。)

新しい糸を結んで編み進めます。

お好みの長さまで編み進めてください。

私は毛糸4玉分を編みました。

ここからは編み終わりの処理の仕方を説明します。

『ふせどめ』という方法です。

最後の段の最初の2目は、これまでと同じように表目を編みます。
続けて、左の棒針を、1目めの編み目に矢印のように通します。

1目めを2目めにかぶせるように針を動かします。

こんな感じ。ふせどめが1目できました。

続けて同じように、表目を1目編みます。

同じように、右側の針の手前の1目を2目めにかぶせるように動かします。

2つ目のふせどめができました。

同じようにして全ての目を「ふせどめ」します。

編み終わりは糸端を10cm程残して切り、とじ針に通します。
(写真では糸端を短く切り過ぎました(/_;)

棒針を抜いて、とじ針に通した糸を矢印の様に通します。

引っ張って引き締めます。

とじ針を編地にくぐらせ切ります。

これでマフラーの完成です!

まとめ

はじめて棒針編みにチャレンジする人の為にこの記事を書きました。

手編みのマフラーってね、市販品のような完璧な美しさは無いけれど

想像以上に暖かいんです。

編んだ人の想いも込められているからでしょうね。

自分の為にはもちろん、大切な誰かの為に、手編みのマフラー編んでみませんか?

 

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手編みの温かさを好きな人が一人でも増えれば私はとっても嬉しいです。

そして、地球に優しい暮らしにも関心を持ってもらえたなら、

心がほっこり温かくなります。

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