海と糸です。
最近、ニッタオルが流行っているらしいです。
ご存じでしたか?
「ニッタオル」とは、ニット+タオル、つまり手編みのタオルのこと。
これね、実はもう20年も前にカナダのおばあちゃんが教えてくれたものと同じなの。
そう、Dish Cloth(食器洗い)!
おばあちゃんもこんなふうに、棒針編みの小さなタオルをよく編んでいました。
ニッタオルって、普段持ち歩いてハンドタオルのように使う方が多いと思うのですが、
キッチンタオルとして使うのもおすすめなんです!
私は、普段はかぎ針編みで編むことが多いので、今回は棒針編みで編んでみることにしました。
手に取ったのは、ハマナカ世界のコットンシリーズで編む1玉ニッタオルのキットです。
その中から今回編んだのは、ペルーグランテで編むかのこ模様の1玉ニッタオル。
ポコポコしたかのこ模様がかわいくないですか?
棒針の目安は8号とありますが、私は編み目が緩くなりがちなので、7号針で編みました。(編み針ととじ針はキットに含まれていませんのでご用意ください。)
自分が今どこを編んでいるのかわからなくなってしまうので、編み目マーカーがあると便利です。
完成したのがこちら!

編み方自体は、そんなに難しくないのですが、編み図を読解していかないといけないので、編み図の基本的な知識が必要です。
それと私の場合、7号針で編んで糸がちょうどぴったりだったので、8号針で編んでいたらもしかすると糸が足りなくなっていたかもしれません。
編む人の力加減で大きさが変わりますので、糸が足りるか心配な方は少し小さめの7号針で編んでみると良いかもしれません。
ペルーグランテは、太めの糸なので編み地がふっくらしたタオルに仕上がります。

それにしても、棒針編みの編み図って難しいですよね。
私はもともと編み図が苦手なので、普段は自分の知っている簡単な編み方だけで編むことが多いです。
それでたまにこうして編み図に従って編んでみると、いやああ、編み図って難しいって改めて思います。
棒針編みの編み図って、完成品がどう見えるかで表現されているので、実際に編むときはその通りに編むわけではないんですよね。
うまく説明できないんですけど、それがすごく混乱するというか、編み図の苦手意識につながっているように思います。
今までは編み図が苦手だから、という理由で編み物キットは避けていたのですけれど、このニッタオルを編んでみて、やっぱり編み図も読めるようになりたいと思いました。
というわけでこれからは編み図にも少しずつチャレンジしていこうと思います!
今回編んだ、ハマナカ世界のコットンシリーズで編む1玉ニッタオルはこんな方におすすめです。
- 棒針編みを何度か編んだことがある。
- 棒針編みの模様編みにチャレンジしたい。
棒針編みが全く初めての方は、編み図を理解するための本などがあると良いかもしれません。
棒針編みの基本の編み方は下記の記事で紹介していますので、何かお役に立てれば幸いです。








