こんにちは。海と糸です。
このブログは「編み物」と「地球にやさしい暮らし」がテーマです。
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さて、今日は小さな球体の編み方を紹介したいと思います。
球体の編み方を覚えると、アクセサリーにアレンジしたり、あみぐるみに応用できたりします。
球体の基本のき、なのでぜひトライしてみてくださいね。
かぎ編みで球体(ニットボール)を編むには
かぎ編みで球体を編むには下記のように編みます。
1段目 | こま編み×6回 |
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2段目 | 増やし目(こま編み2回)×6回 |
3段目 | (こま編み1回+増やし目1回)×6回 |
4段目 | こま編み×18回 |
5段目 | こま編み×18回 |
6段目 | (こま編み1回+減らし目1回)×6回 |
7段目 | 減らし目×6回 |
編み始めは円の編み方と同じですので、あわせて参考にしてください。
まず、人差し指に糸を2回巻きつけて、輪の作り目からはじめます。
輪っかが崩れないよう、そっと指から外し、かぎ針を通します。
糸をひっかけて、輪っかから引き抜きます。
もう一度かぎ針に糸をひっかけます。
糸を引き抜くと、つくり目ができます。
続けて、立ち上がりの「くさり編み」を1目編みます。
かぎ針に糸をひっかけて引き抜きます。
くさり編みが1目編めました。
続けて、「こま編み」を1目編みます。輪っかの中にかぎ針を通して
かぎ針に糸をひっかけます。
輪っかから糸を引き抜きます。
もう一度かぎ針に糸をひっかけます。
2つのループから糸を引き抜きます。「こま編み」が1目編めました。
同じことを繰り返して、「こま編み」を6目編みます。
いったん、かぎ針を外し、糸はじをそっと引っ張ってみます。
動いた糸を、やさしく引っ張ります。
糸はじも同じように引っ張ります。
小さな丸ができました。
かぎ針を戻して、1目めに針を通します。
かぎ針に糸をひっかけて、
全ての糸から引き抜きます。1段目(こま編み6目)が編めました。
続けて同じように立ち上がりの「くさり編み」を1目編みます。
1段目の「こま編み」6目に対して、2目づつ「増やし目」を編みます。
2段目が編めたところです。編み目は全部で12目になります。
3段目は「こま編み」と「増やし目」を6回繰り返し編みます。
編み目は全部で18目になります。
4段目は全て「こま編み」を編みます。少しまるみが出てきます。
5段目も全て「こま編み」を編みます。おわん型になります。
6段目は「こま編み」と「減らし目」を6回繰り返します。
まずは「こま編み」1目編んだところです。
続けて、2目めにかぎ針を通し、糸をひっかけて引き抜きます。
かぎ針には2つのループができます。
つづけて、3目めに同じようにかぎ針を通して、糸を引き抜きます。
かぎ針にループが3つできます。
つづけて、かぎ針に糸をひっかけて、
3つのループ全てから引き抜きます。減らし目が1目編めました。
前の段の2つの細編みを1つに減らすから「減らし目」ですね。
減らし目については、下記の記事でも紹介していますので、
わかりづらい場合はあわせて読んでみてください!
これを繰り返して6回編みます。編み目は全部で12目になります。
ここで球体の中に綿を詰めます。私の場合、あまり糸を綿のかわりに詰めました。
つづけて、減らし目を6回編みます。
編み終わりは、糸を10cm程残して切り、とじ針に通して編地にくぐらせます。
球体の完成です!
応用編
今日の記事は基本のき、なので、もっと大きな球体にアレンジしたり、細長くアレンジすると、あみぐるみが作れます。
次回はビーズを編みこんでアクセサリーを作ってみたいと思います!
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