海と糸のロゴはスカシカシパンというウニの仲間がモチーフです。
知っていますか？
スカシカシパン
面白い名前でしょう
カナダのおばあちゃんと散歩した海によくいたのです。
英語の名前はSand dollar「砂浜の硬貨」って意味
なんでも人魚の使うお金というお話まであるそう
英語で言うと”サンドダラー”みたいな発音なのですが
おばあちゃんの英語がサンドラと聞こえたから
私はずーっと「サンドラ」だと思っていたのです。
カナダで暮らしていた頃は
野生動物たちがとても身近にいて
息を呑むほど美しい自然が間近にあって
環境のことを真剣に考えている人達がたくさんいて
環境に配慮した商品もたくさんあって
ああ、こういう暮らしいいなあって思っていました。
ところが日本に帰ってきてからは
日々の忙しさに追われて、安さと利便性を求めるようになり
地球に優しい暮らしからはすっかり遠ざかってしまったのです。
そんな日々の中で、海と糸を始めるきっかけになったのは
2020年、海に浮かぶポテトチップスの袋を見つけたある日のこと
食器洗いのかけらがマイクロプラスチックになり
海の汚染に繋がっていると知って
カナダのおばあちゃんが教えてくれた
コットンの食器洗いの事を思い出しました。
天然素材で編んだ食器洗いなら
たとえ海へ流れ出たとしても自然に還ります
海のマイクロプラスチックを減らすことにつながるかもしれない
久しぶりに編み物にどっぷりとハマって
自然に還る食器洗いを広めていきたいと思ったんです。
おばあちゃんが手の動きを見せながら
「こうやって編むんだよ」と教えてくれたように
初めて編み物をする人でも作れるように
わかりやすい編み方のブログを書くことにしました。
大好きな海と編み物をテーマにしよう
地球に優しい糸を使った編み物を紹介するブログにしよう
そこで「海」と「糸」という言葉が浮かんだのです。
なんとなく
umi to ito
ってアルファベットで書いてみたら
日本語の「と」が英語の「to」で２つを繋いでるみたいな感じがして
これにしよう！って即決
あとは、キッチンで使う編み物という意味と
私がキッチンのテーブルで編んでいるから
Kitchen Crochet（キッチンのかぎ編み）というサブタイトルがついています。
でね、大好きなカナダの海を忘れないように
大好きなおばあちゃんの事を忘れないように
（忘れるなんてこと絶対にないんだけど）
そこにつながる何かをロゴにしたかったのね
それでサンドラ（スカシカシパン）をロゴにすることにしました！
もちろん、ただブログを書くだけならロゴまで作る必要はない
でも、私はロゴがあった方がモチベーションが上がるって思ったし
それにね、探してたの
人生をかけて打ち込めるような何かを
例え誰にも読んでもらえなかったとしても
やる意味はあるって思えたから
「海と糸」をずっとやっていこう
おばあちゃんになるまでやっていこう
だから、洒落た名前じゃなくて
誰もがわかるシンプルな名前でいこうって
それで、ブログには
- 編み物のこと
- プラスチックフリーのこと
- 地球に優しい暮らしのこと
を書いていくことにしました。
あとは、カナダで学んだことや日々の暮らしのことも時々書いたりしてます。
私のブログを見つけて読んでくださる方は
『編み物のことや地球に優しい暮らしについて知りたい方』
私がどんな人間かってことにはあまり興味がないと思うのね
だからできるだけ「情報」を書いていくようにしようって思っています。
とはいえ、中にはこんな私に興味を持ってくださる方もいて
どーってことない私の日々の記事に癒されたとか
おもしろかったと言ってくださる方もいて
嬉しいような、恥ずかしいような。
すっぴんを見られちゃったみたいな気持ち（笑）
私、ホント人付き合いがヘタなんだけれど
時にはすっぴんで、語り合えるような友達が欲しい
だからね、
もしもあなたが、海と糸の世界に共感してくださるのなら
こんな私と繋がってみたいと思ってくださるのなら
いつの日か、
リアルな世界でお会いして
一緒に編み物を楽しめたらいいなあと思います。
いつかの未来の話
「海と糸」という小さなキッチンには
地球の美しい自然を大切に思う人たちが集まって
誰かの幸せを願いながら編み物をするの
最近こんなことがあってね、なんておしゃべりしながら
美味しいコーヒーやミルクティーを入れて
こだわりの素材で丁寧作られたお菓子を一緒に食べたり
そのキッチンでは、自分を偽る必要も、周りにあわせる必要もなくて
誰もがありのままの自分で、安心して、心地よくいられる。
そんな場所を作れたらいいなと思います。
その場所は、まるでカナダのおばあちゃん家のキッチンなのです。
