こんにちは。海と糸です。
今日は私の大好きな言葉を紹介します。
If you truly love nature, you will find beauty everywhere.
もしもあなたが本当に自然を愛するのなら、あらゆる場所に美しさを見出せるだろう
ゴッホ(Vincent Van Gogh)の言葉なのですが、
私はこの言葉がすごく大好きです。
愛の眼差しで世界を眺めれば、あらゆる美しさに気付けるんですよね。
本当に心底その通りだと思います。
そんな生き方を私も目指したいです。
でね、この美しさを見出す感覚ってなんだと思いますか?
私は時々、何を見ても何も感じられなくなる時があるんです。
皆さんはどうですか?
それって何が原因なんでしょう・・
自然を感じる心を無くしていませんか?
今日はこの本を紹介したいと思います。
数年前に立ち寄った那須のカフェで見つけて、自分でも欲しくなって購入した本です。
春夏秋冬を通じて自然と触れ合うさまざまなアイデアが紹介されています。
大自然の中にわざわざ出かけていかなくても、
都会で暮らしていても、
自然に触れることってできるんですよね。
この本の帯にはこんな言葉が書かれていました。
五感が豊かな人ほど、センスがいい!
皆さんはセンスってなんだと思いますか?
センスがある人ってどんな人でしょう?
そして、
センスのいい人ってどんな人だと思いますか?
これはあくまで私の考えなのですけれど
センスって英語で『sense』のことでしょ?
日本語にすると「感覚」とかそんな意味。
ということは、センスって誰にでもあるはず。
誰だって何かを感じて生きていますよね。
きっと誰にでもセンスってものはあるんだと思います。
それに良いとか悪いとかはなくて
ただ、みんなそれぞれ違っていて
それを表現するのが上手な人と、そうでない人がいる
そういうものではないかな。
センスっていうのは、どんなものを美しいと思うか、その感覚のこと
私は自分にはセンスなんてないと思っていたけれど
本当は、単に自分の中にある「美しいと思う感覚」を表現するのが苦手だっただけ
今はそう思うんです。
でね、
センスのいい人、ってつまり
自分の中にある「美しいと思う感覚」を表現するのが上手い人
ではないかと思います。
人それぞれ、いろんな表現の仕方があるだろうけど、
私は「色の組み合わせ」が素敵な人を見ると
ああセンスがいいなあって思うんですよね。
ちなみに私が美しいと思う色の組み合わせは、自然の色の組み合わせ
例えば、そうだな・・・
夜に向かう空の「紫っぽいピンク」と「青っぽい紫」
曇った日の海の「少しくすんだ青」と「砂浜のベージュ」
稲の実った田んぼの「黄色っぽい緑」と畦道に咲く「彼岸花の赤」
そんな「ああ、きれいだな」と思った瞬間の色の組み合わせが
心の中に積み重なっていって
ふとした時にその組み合わせが表現される。
部屋のインテリアを選ぶとき
洋服とバッグの組み合わせを選ぶとき
料理を盛り付ける器を選ぶとき
考えてみると私が選ぶものはたいてい、これまでにどこかで見たことのある美しい自然の風景にインスピレーションをもらっているような気がします。
だから、『たくさんの美しい景色を見ること』がセンスを磨いてくれていると思うのです。
美しい色の組み合わせが心に溜まって溜まって、溢れ出てくると
センスのいい人、つまり「センスをうまく表現できる人」になれるのではないかな。
自然から遠ざかるほど、心を亡くす
先週、私は忙しくて文字通り心を亡くしてしまっていたわけですが
そういう時、決まって自然に触れたくなるんです。
ただただ、忙しくて何も感じることなく生きていると
本当に心が空っぽになってしまって
「ああ心が空っぽだなあ」
と感じる瞬間がくるんですよね。
その瞬間、なんだかとても虚しくなってしまって( ; ; )
自然から離れすぎてる危険信号。
私はこの危険信号に気づいたら、できるだけ木がたくさんある公園に行って
葉っぱを見上げて深呼吸します。
毎日満員電車に乗って通勤して、
コンクリートだらけのビルの中で1日の大半を過ごしていると
何も感じられなくなることがあります。
それってつまり
本当なら、そこにある美しさに気付けなくなってるってことなの。
そんな時は都会の中でも自然に触れることが大切。
自然に触れることで心を取り戻せるから。
この本が教えてくれること
忙しさに心を亡くしていませんか?
何を見ても美しいと感じられなくなっていませんか?
そんな時は自然に触れて、心を癒してください。
都会にいても自然に触れる方法はたくさんあるんです。
この本がその方法を教えてくれます。
自然を愛するほどに、世界の美しさに目が向けられると思います。