少し前のこと

 

春のお彼岸の日に

祖母がよく作ってくれた「じゅうねんぼたもち」を作りました。

 

春のお彼岸に作るのが「ぼたもち」

秋のお彼岸に作るのが「おはぎ」

 

「ぼたもち」は、春に咲く牡丹の花から

「おはぎ」は、秋に咲く萩にちなんでいるのだとか

 

 

子供の頃、祖母は丸くて大きな「ぼたもち」をよく作ってくれました。

私は、祖母が作る「じゅうねんぼたもち」が大好きでした。

 

 

実家に帰ると、お彼岸でなくても

「じゅうねんぼたもち、くうが?」(食べるか?の意味)

そう言って、大きなじゅうねんのぼたもちを作ってくれました。

 

何個も何個も、おなかが痛くなるほど食べた記憶もあるのですが

 

祖母のじゅうねんぼたもちは甘さ控えめで、じゅうねんの風味が強くて

すごく美味しいんです。

 

 

今年は、実家で叔母や父と祖母の思い出話をしながら

「じゅうねんぼたもち」を作りました。

 

 

 

ところで「じゅうねん」ってご存知ですか?

福島県では道の駅などでよく見かける地元の定番品なんです。

 

「じゅうねん」は方言のようで、一般的には「えごま」と呼ばれています。

 

 

こちらが「じゅうねん」です。

白いじゅうねんと黒いじゅうねんがあり、今回使ったのは白いじゅうねんです。

 

じゅうねんぼたもち(おはぎ)の作り方

祖母との思い出、「じゅうねんぼたもち」のレシピをご紹介します。

 

じゅうねんはフライパンに入れて、パチパチっと弾けるくらいに炒ります。

 

すり鉢に入れて、すります。

 

粒がなくなるまでよーくすりつぶします。

もういいかな?と思っても

まだまだ、と叔母。

 

 

全体的に油が滲んでしっとりするくらいまで、よーくよーくすりつぶします。

 

次に、砂糖を加えて混ぜ合わせます。

私は甘さ控えめが好きなのですが、ご飯につけると甘みが足りないと言われて

どさっと追加されました(笑)

 

我が家の家族は甘い方が好みですが、私には甘すぎたので

味を見ながら、少しずつ加えていくのが良さそうです。

 

最後に塩を少々加えます。

 

 

ぼたもちのお餅の部分は「もち米」と普通のお米を混ぜて作ります。

もち米2カップと普通のお米2カップを混ぜてとぎ、炊飯器で炊きました。

 

水加減が難しかったです。

といだお米は一晩水に浸けておき、普通のお米4カップ分より少し少なめの水で炊きました。

 

もち米は一晩水に浸けるという方もいれば、浸水しなくても良いという方もいらっしゃるようです。

今回は一晩水に浸けて作りましたが、時間がなければ浸水時間はもっと短くても良いのかもしれません。

 

普通のお米を混ぜずに、もち米100%で作っても美味しいです。

 

炊き上がったお米は全体をよく混ぜて、小さめのおにぎりのように丸めて「じゅうねん」を絡めます。

 

 

あんこのぼたもちも作りました。

 

 

じゅうねんぼたもちは私にとって「ふるさとの味」であり「祖母の味」でもあります。

 

祖母のつくったじゅうねんぼたもちには全然かなわないけれど

これからもお彼岸の日には「じゅうねんぼたもち」を作って祖母の思い出話ができたらいいなと思います。

 

来年も、再来年も、ずっとずっと。

 

 

あんこおはぎの作り方は下記の記事で紹介しています。

甘さ控えめの手作りおはぎ今年もこの季節がやってきました。 おはぎ 大好きなんです! あんこにきなこ、子供の頃は祖母が作った「じゅうねん...

 

 

もし興味がありましたら、作ってみてくださいね。