世の中がどんなに便利になったとしても
『いつの時代も変わらない価値』というものがあると思うんですね。
例えば、手書きの手紙
電子メールに、SNS、テレビ電話などなど
便利なものがたくさんあるけれど、
手書きの手紙が世界から無くなるということは無いと思うのです。
少なくとも、私の中では絶対になくならない。
それは「手書きの手紙」の価値はこれからも変わらずにあるから
やっぱり、手書きの手紙をもらった時の気持ちって
他の何かでは変えられない。
もちろん、メールだって電話だって嬉しいけど、
手書きの手紙にはかなわない。
本当に嬉しいって思った時とか、元気になってほしいって思った時、
心からの気持ちを伝えたい時は、きっとこれからも手紙を書くと思う。
でね、
編み物の価値もそれと同じじゃ無いかと思っています。
色々なものが機械で、工場で、安い労働力で作られて
私達はそれを信じられないようなお値段で手に入れることができる。
ニットだって、とてもお安いです。
自分で糸を買ってきて編む方が余計にお金がかかったりする。
それでも、手編みのものが無くなることはない、と思います。
それは「手編み」という価値はこれからも変わらないから。
誰かが心を込めて編んだものは、あたたかいんです。
手に取った時、全然違います。
だからね、
例えば、家族との仲がうまくいっていないとか
そういう時、手編みのものってすごく、気持ちが伝わると思うんですよね。
帽子とか、マフラーとか簡単な小物でいいんです。
相手の幸せを願って編んでみる。
もしかしたら、手編みのものなんてダサいとか、恥ずかしいとか言われるかもしれないけど
それならそれで、いいと思うんです。
たとえ使ってもらえなかったとしても、
自分のことを思って編んでくれたんだってことは無意識のうちで伝わっているし、
いつかきっとその愛情をわかってくれる日が来る。
私はそう思うんです。
だからきっとこれからも編み物を続けるし、
大切な人に何かを編んであげたいという人に少しでもお役に立てればいいなあと思います。
あなたも大切な人に手編みのものを編んでみませんか?