立派なぶどうをいただきました。
マスカットも巨峰も「ぶどう」と呼ぶのが好きです。
「ぶどう」という響きがなんだか、可愛くて。
こんな立派なぶどう、自分ではなかなか買えないので
食べる前に撮影会をしました。
写真が好きで、少し前に写真教室に通っていたのですけれど
私にはよく理解できませんでした。
いつもなんとなくで撮るので
色々なことを計算したり、カメラを設定したり、構図を考えたり
そういうことがあまり楽しくなかったのです。
好きだなと思った写真は
なぜ好きなのか?
いいなあと思った写真は
なぜいいのか?
私にはそれが分かりませんでした。
言葉にするのが難しいのです。
なんとなくいい、なんとなく好き
なんとなく好きじゃない、
そこに理由はないと思うのです。
でも、それをちゃんと言葉にすることが大切なのだそうです。
そうすることで、自分の好きが理解できるし、
どんな写真が撮りたいのかがわかる。
どんな写真が撮りたいのかがわからなければ、進む方向が決まらないから。
多分、写真の先生はそういうことを伝えたかったのだと思います。
写真の勉強に行ったはずが、
自分の心と向き合うことを学ばせていただきました。
自分が何を感じているのか、何を信じているのか、何が好きなのか、何がしたいのか。
逃げずに、諦めずに、ちゃんと向き合いたいと思います。
立派なぶどうはとってもおいしかったですよ。
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