食器洗いスポンジから小さなプラスチックの欠片が海へ流れ出ているという、マイクロプラスチック問題を知り、コットンで編んだDish Clothに変えました。
食器洗いでそうなるなら、お風呂で使うボディタオルだってマイクロプラスチックの原因になるのでは?
今までずーっとナイロン製のボディタオルを使っていたので、一体どれだけのマイクロプラスチックを海に流してしまったのだろうと申し訳ない気持ちになりました。
市販されている天然素材のボディタオルも色々ありますが、
私はもちろん、自分で編んでみる事にしました。
ということで今日は、ボディタオルを作ります。
***
ミトン派さんはこちらをどうぞ
麻(リネン)素材を選ぶ理由
今回もユザワヤさんの『Pure Linen』を使って編みます。
柔らかくて肌触りの良いコットンとどちらを使うか迷ったのですが、
麻糸は吸水性がよく、乾きやすいという性質があるのでこちらを選びました。
ナイロンのような合成繊維に比べると天然繊維は乾くのに時間が掛かります。
湿気の多い浴室で使うものなので出来るだけ乾きやすい素材を使いたいと思います。
リネンは糸が細いので、コットンに比べてちょっとだけ編みづらいかもしれません。
もし、コットンで編んだ場合は乾きにくいので使用後は浴室から出してしっかり乾かす事をおすすめします。
また、コットンでもリネンでも定期的に洗濯し、天日干しでしっかり乾かしてくださいね。
合成繊維に比べると手間もかかるし、劣化しやすいというデメリットはあります。
でも、その分地球には優しいです。
地球に優しいということは人にも優しいということなのだと思います。
リネン糸で編むボディタオルの作り方
では早速、ボディタオルの編み方を紹介します。
初心者さんでもつくれる本当に簡単な編み方なので、是非作ってみてくださいね。
準備するもの
ユザワヤ『Pure Linen』麻100% x3玉
カギ針(5号)
とじ針
Pure Linenのパッケージにはカギ針3~4号と書いてありますが、今回は少し大きい5号針を使います。
大き目の編み針を使うとふんわり柔らかく、編み目も大きく仕上がります。
1.まずは鎖編みでお好みの長さに編んでください。(私は約26cm編みました。)
2.立ち上がりの3目を編み、長編みを編みます。1段目が編めたところです。
長編みの詳しい編み方は下記の記事を参考にしてください。
3.立ち上がりの3目を編み、編地を裏返します。
4.長編みを繰り返します。2段目が編めたところです。
5.同じように立ち上がりの3目を編み、編地を裏返します。
6.長編みを繰り返し、3段目が編めました。これをお好みの長さになるまで繰り返します。(私は約60cm編みました。)
7.編み終わりは、糸をとじ針に通し、編地にくぐらせます。編みはじめの糸も同じようにして糸を切ります。
8.ボディタオルが完成です!
60cmとなると、結構大変かなと思うかもしれませんが、長編みはスピーディに編み進める事が出来ます。
テレビを見たり、音楽を聴いたり、お茶を飲みながら、リラックスして編んでみてくださいね。
長編みだけなので、初心者さんの練習にはもってこいです。
まとめ
毎日使うボディタオルもプラスチックフリーしてみましょう。
天然素材で手作りしてみたら、地球にも自分にも優しくなれるような気がします。
使った後はしっかり乾かすことがポイントです。洗濯と天日干しも忘れずに!
簡単なので初心者の方も是非作ってみてくださいね。