昨日はお風呂で使う石鹸ネットを作りました。
考えてみると、バスルームもプラスチックフリーできるアイデアがたくさんありますよね。
今日は、お風呂のプラスチックフリーについて考えてみたいと思います。
シャンプー・リンスの脱プラスチック
まずはどこのお風呂にもありそうなシャンプー・リンスについて。
実は私、最近まで何年もシャンプー・ジプシーでした。
どんなに高いシャンプーでも、高品質と言われるシャンプーでも頭皮がかゆくなります。
なかなかよいものに巡り合えなくて、新しいものを次から次へと試しました。
この数年間の間にどれだけのシャンプーボトルを買ったことか・・・。
ホント、反省です。
ボトル入りではなく、詰め替え用を買えばプラスチック削減になる、
という考えではプラスチックフリーには程遠いと今ではわかります。
結局は、ボトルも詰め替え用のパッケージもプラスチックですから。
そこで最近気になっているのが、固形シャンプーです。
昔カナダで買った、缶入りのシャンプーバーをとても気に入っていて大切に使っていた事があります。ローズマリーのいい香りがして大好きでした。
あのシャンプーバーをまた使いたいなあと思っても、カナダまで買いには行けません。
ついつい近所のドラッグストアで買える手軽なものを選んでしまっていました。
固形シャンプーというものの存在を知りつつ、どうして今まで試さなかったかというと、
簡単です。
ドラッグストアに売ってないから。
近所のドラッグストアで、シャンプー売り場に行けばずらーっと並んだシャンプーボトルと詰め替えの袋。
固形シャンプーを見た事はおそらく、ないと思います。
シャンプーの為にわざわざ遠くの店まで買いに行ったり、ネットで注文したりするのはめんどう。
でも、地球に優しいのはどっちかと考えたら、面倒でも固形シャンプーに変えようという気持になりました。
液体石鹸を固形石鹸に変える
ボディーソープもまた、プラスチックボトルに入ったものを使っていました。
お風呂のプラスチックボトルと言えば、シャンプー・リンス・ボディーソープ。
でもこれ全部、固形石けんに変えられるんです。
ナチュラルライフの先駆者たちの中には、髪の毛も身体も1つの石鹸で洗う人や、
もはやシャンプーは使わずお湯だけで髪を洗う人もいます。
私はまだまだそこまで到達していませんが、シャンプーを使わないというのは究極のエコの形かもしれません。
正直、ボディーソープに関して言えば何のこだわりもありませんでした。
何となく選んだポンプ入りのボディソープを何となく使っていただけ。
だから、固形石けんに変えるのもそんなに大したことでは無くて、
ただ、どっちを選ぶかというだけの事なのに、確実にプラスチックは減らせます。
液体石鹸の場合、やはりどうしてもプラスチック容器が必要になります。
カラス瓶に入ったボディソープなんて見た事無いですよね。
とは言え、固形石鹸でもプラスチックパッケージに入っている場合が多いですが。
プラスチックフリーの固形石鹸がもっと増えてくれるといいですね。
本当に『環境に優しい方を選ぶ』という意識を持つことが、大切なんだと思いました。
ボディータオルを天然素材にする
次に身体を洗うボディータオルの事。
私は最近までナイロン製のものを使っていました。
はたして、ナイロンとは一体何か。
ナイロンは石油を原料とした『合成繊維』とのこと。
要はプラスチックということです。
私が身体を洗う度に、小さな小さなナイロンくずが海へ流れ出ていたと思うと本当に申し訳ない気持ちになります。
天然素材のボディタオルも色々売っていますが、編み物好きなら是非自分で編んでみてください!
私は石鹸ネットと同じ、リネン100%の糸でボディタオルを編みました。
ナイロン製のものに比べると、びっくりするくらい優しい肌触りです。
今までどれだけ自分に厳しく身体をごしごし洗っていたのだろうと思うくらい、
天然素材の物を使うだけで心まで優しくなれるのだから不思議です。
オーガニックコットンでお風呂掃除
最後にお風呂掃除の事。
お風呂掃除にもまた、食器洗いと同じようにスポンジを使っていました。
つまり、お風呂の排水溝からもマイクロプラスチックが流れ出ていたのですね。
早速、食器洗いを編んだオーガニックコットンの糸で、お風呂掃除用も編みました。
食器洗いよりも大きく編んで折りたたんで使えば、スポンジに近い使い心地になります。
古くなった食器洗いをお風呂掃除用に使うのもいいかも。
基本の編み方ばかりなので、初心者さんでも簡単に作れると思いますよ。
そして、お風呂掃除用の洗剤も環境に優しいものを選んでみてくださいね。
ポイントは「地球に優しい素材」です。
まとめ
バスルームにはプラスチックフリーできるポイントがたくさんあります。
今、使っているものが環境にどんな影響を与えているのか、考えてみるきっかけになれば嬉しいです。
もし編み物がお好きでしたら、手作りしたものは愛着を持って長く大切に使うことにつながると思いますので、ぜひお試しください。