海と糸です。
このブログは編み物でできるプラスチックフリーをテーマに発信しています。
プラスチックフリーに興味を持ったのは、2020年の6月。
海に浮かぶポテトチップスの袋を見つけたある日のことでした。
その日の仕事帰りに立ち寄った本屋さんで手にしたのが
プラスチック・フリー生活という本。
プラスチック・フリー生活について非常に身近な視点でわかりやすく書かれています。
何よりも魅力なのは、私たちがすぐにでも暮らしに取り入れられる
プラスチックを削減するアイデアがたくさん紹介されているところ。
そんな中、実はずっと気になる項目がありました。
それが『ノープー』
ノープーとは「ノーシャンプー」のこと。
つまり、シャンプーを使わないってこと。
「いやいや、さすがにそれは無理でしょ」
というのが正直な感想でした。
毎日シャンプーするのが常識?
さすがに髪を毎日洗わないのというのはどうかと・・・
それに、これって私だけの問題じゃないでしょ。
だってほら、髪が臭ったら周りの人に迷惑がかかるし・・・ねえ。
そんな風に思いつつも何となく気になっていました。
というのも、海外で暮らしていた頃
シャンプーは毎日しないという人が何人もいたからです。
特に水が貴重な地域ではそうでした。
自分にとっては毎日シャンプーするのは常識と思っていたけれど
必ずしも、そうではないのかもしれない。
毎日シャンプーすることは、どんなに環境に配慮したシャンプーを使っていたとしても
やはり、環境への負担がかかるということなのだと思います。
とはいえ、やはり毎日シャンプーしなければ不潔では?
不快な臭いを発して周りに迷惑がかかるのでは?
そんなことが気がかりで、なかなかチャレンジできませんでした。
夏休みに湯シャンにチャレンジ!
ここ一年ほど、『湯シャン』という言葉をよく見かけるようになりました。
湯シャンとは、シャンプーを使わず、お湯だけで髪を洗う事です。
何人かの方の湯シャンの体験談を読むうちに、
そんなに不快なものではないのかも?と思うようになり
いつか私もやってみたいと思うようになりました。
しかしながら、
普通の日はやはり抵抗があって
まずはどこにも出かけない夏休みにチャレンジしてみることにしたのです。
湯シャンのやり方について色々検索してみたのですが、
さまざまな情報があってどれを参考にしたら良いかわからず・・・
結局は、普通にシャワーのお湯で洗って、乾かすだけでやってみました。
その結果、何日続けられたかというと・・・
記録は4日間でした。
4日間は湯シャンを続けられましたが、5日目にギブアップ。
シャンプーを使ってしまいました。
でもね、4日間も続けられたことがびっくり。
正直、1日シャンプーをしないだけでも耐えられないだろうと思っていたので。
あのね、臭いとかかゆいとかそういう理由ではなくて
ただただ、気持ちが悪い。
なんというかスッキリしない。
もちろん夏っていうのもあるけれど、さっぱりしたい、もの足りない、そんな感じで、5日目に耐えきれなくなりました。
湯シャンの経験から学んだこと
5日目にシャンプーで洗った時の爽快感といったら、もう最高でした。
完全に湯シャンに移行する事はできなかったけれど
この湯シャンの経験から学んだことがあります。
それは、毎日シャンプーしなくても大丈夫なんだってこと。
1日や2日シャンプーをしなくても変な臭いがしたり、かゆくなったりしないんだな、と思ったのです。
ただ、毎日シャンプーに慣れているから、気持ちが悪いだけ。
それに、シャンプーの量もアワアワに泡立てなくても良いのかも。
もっと少ない量でも洗えるのかもと思いました。
毎日シャンプーするのが常識
そう思っていたけれど、それって本当?
まずはそう思って何事もチャレンジしてみることが大切なのかも。
私は、完全なノープーも、湯シャンにもなれなかったけれど
自分にできる範囲で、環境に配慮した暮らしのアイデアを積極的に取り入れていきたいなと改めて考えた経験でした。
ちなみに、私のシャンプー遍歴は・・・
2020年以前は、液体シャンプーでシャンプージプシーでした。
自分に合うものが見つからなくて次から次へと新しいシャンプーを試し、
その度にプラスチックゴミを出してしまっていたので大反省。
プラスチック問題について知ってからは、アレッポの石鹸で洗うようになりました。
お酢リンスが面倒!と思っていたところで出会ったのがロゴナの固形シャンプー
現在は、日本製の固形シャンプー「ピュアバー」を使っています。
2年ほどピュアバーを使い続けていますが、私にはこれが一番合っているみたい。
さっぱり洗えるのにキシキシせず、程よくまとまるところが気に入っています。
参考にしていただければ嬉しいです!