2020年7月のレジ袋有料化をきっかけにエコな暮らし方に興味を持ち、
出来るところから実践しています。
今日は地球に優しい食器洗い洗剤についてまとめます。
地球に優しい食器洗い洗剤の選び方
プラスチックフリー生活の第一歩として、食器洗いスポンジをやめ、おばあちゃんに教わったDish Clothを使い始めました。
ですが、食器洗い洗剤は以前から使っていた洗剤を使用していたのですね。
ちょうど残りが少なくなったので、食器洗い洗剤も環境に優しいものに変えようと思います。
近所のスーパーで見つけたミヨシ石鹸の食器洗いせっけんを購入してきました。
以前の私は、パッケージに「除菌」とか「抗菌」と書いてあるものをよく選んでいました。
どんな成分で出来ているかまでは気にしていなかったのですが、
試しに今まで使っていた洗剤の成分について調べてみると、『合成界面活性剤』と呼ばれるものでした。
更に詳しく調べてみると、さらに恐ろしい事が色々と書いてありました。
ですが、それについてここで詳しく触れる事は避けようと思います。
なぜなら、私はその洗剤をもう何十年も使ってきていますし、悪者扱いするのではなく感謝の心を持って、、そっと使うのをやめるだけです。
これからは『もの選びの考え方』を変えるだけ。
何を選んだら地球に優しいか。
『純せっけん分』だけの食器洗い
まずは、このパッケージ「無添加」という黄色いマークが最初に目に留まりました。
『洗浄成分は100%純せっけん』
液体せっけんと固形せっけんがあったので、両方購入することに。
それぞれの成分は、本当に無添加。石鹸成分だけです。
液体せっけん:純石けん分(28% 脂肪酸カリウム)
固形せっけん:純石けん分(98% 脂肪酸ナトリウム)
どちらも純石けん分ですが、『脂肪酸カリウム』と『脂肪酸ナトリウム』という違いがあるようです。
これについてはミヨシ石鹸のホームページに記載がありました。
Q.
液体石けんは固形石けんを溶かしたものなのですか?A.
液体石けんも固形石けんも天然油脂を原料とする点は同じですが、実は作り方が違います。固形石けんは精製した油脂に「水酸化ナトリウム」を混ぜてつくります。
一方、液体石けんは精製した油脂に「水酸化カリウム」を混ぜ、液体のまま静かに置いておき、完成させます。このように作り方は違いますが、人や環境に安心・安全である点はまったく同じです。
引用:https://miyoshisoap.co.jp/pages/qa
脂肪酸カリウムは、油脂+水酸化カリウムのこと
脂肪酸ナトリウムは、油脂+水酸化ナトリウムのこと
のようです。
そもそも石鹸とは油脂にカリウムやナトリウムといった「アルカリ」を混ぜてつくられているという事をはじめて知りました。
私がミヨシ石鹸の食器洗いせっけんを選んだ理由は、
『たまたま近所のスーパーに売っていたから』なのですが、
他に石鹸成分だけの食器洗い洗剤は、売っていなかったのです。
こういった環境に配慮した食器洗い洗剤がもっと増えてくればいいですね。
無添加せっけんなら地球に優しいのか
無添加の石鹸がなぜ地球に優しいのかというと、
合成洗剤に比べて比較的早く分解されるため、環境への負担が少ないからと分かりました。
ただし、注意すべき点は、環境への影響がゼロではないという事。
無添加せっけんならどれだけ使ってもOK!という事ではないのですね。
大切な事は出来るだけ石けんを使う量を減らして、食器を洗う事。
我が家では、そもそも野菜料理が中心なのであまりお皿が汚れません。
なので少ない量の石鹸でも十分なのですが、
一番大変だなあと思うのは、カレー鍋。
洗う前に新聞紙などで汚れを拭き取ってから洗うと、少ない洗剤で洗う事が出来ます。
面倒に感じるかもしれませんが、1度やってみてください。
食器洗いのストレスが圧倒的に減らせます。
こんなちょっとしたひと手間でもキレイな海を守る事ができるのですから。
まとめ
エコな食器洗いには、石鹸成分だけで作られている食器洗い洗剤がおすすめです。
洗う前に油汚れを拭き取ることで、洗剤の量を減らすことができます。
地球に優しい食器洗い、一緒にはじめませんか?
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