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名前の由来を調べて、心のよりどころを見つけた話

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私はいつも何のためにこれをやるのかということを考えてしまいます。

仕事はもちろん、

例えば、趣味とか、休日の過ごし方とか、人との関係性においても

「何のために」ということを考えてしまって

その答えが見つからない時には悶々と悩んでしまうことがあります。

 

このブログも何のためにと考えたことはたくさんあるし、

答えが見つからなくて距離を置いてしまった時期もあります。

 

編み物をすることや、編んだものを販売することにおいても「何のために」がわからなくなった時にはやっぱり遠ざかってしまうこともありました。

それで、「何のために」を見つけるために、たくさんの本を読んだり、セミナーに参加したり、何かを学んだりしてみるわけです。

 

それでもやっぱり「何のためにしてるの?」という考えはいつもいつも追いかけてきます。

 

今日、その「何のために」の一つの答えが見つかったような気がします。

 

 

きっかけは、たまたま手に取った一冊の本でした。

阿部広太郎さんの「それ、勝手な決めつけかもよ?」


さまざまな物事の解釈の仕方についてヒントとなる本です。

その中の一つのトピックとして自分の名前の由来を調べて、その解釈についてまとめるという項目がありました。

 

私は、ホロスコープとか姓名判断とか結構信じる方です。

名前とか生年月日とかにはその人が生まれてきた意味というか、人生の目的のようなものが込められていると思うんですね。

でも、この本で言われていることは、それを自分が『どう解釈するか』ってことなんです。

それがおもしろいと思いました。

 

海外に行くと、日本人の名前って珍しいので「どんな意味なの?」とよく聞かれます。

なので、漢字の「意味」を伝えることはよくありました。

 

でもそこに特別な感情はない、あくまで「こんな意味があります」と事実を伝えるだけ。

その先の、だからどうってことは考えたこともありませんでした。

それをどう解釈するかによって、自分にとって名前の意味が変わってくる。

面白いです。

※本の中では、著者自身の解釈の仕方と、この課題に取り組んだ方の例が紹介されていますので、興味がありましたら読んでみてください。

 

私の名前には「由」という漢字が入っています。

「由」はもともと、お酒や汁を入れるひょうたんのような器の形を表したそうで、器に入ったものが一点を通って注がれる様子から「〜から出てくる」「〜から生じる」を表し、「由来」とか「基づく」という意味になったそうです。

そしてこの「由」の意味として「よりどころ」という言葉に出会った時、これだ!と思いました。

 

私はいつも「よりどころ」を探していたんです。

それが、「何のために」と考えてしまう理由。

「何のために」というのはつまり、「心のよりどころ」なんですよね。

 

「心のよりどころ」って言い換えれば、「心の支え」ってことじゃないかと思います。

困難に直面した時に「心の支え」になるもの

何かに挑戦する時に「心の支え」になるもの

誰かとの関係に置いて「心の支え」になるもの

 

私にとって、心のよりどころはとても重要なことで、

だからいつもそれが気になっていたのだと思います。

 

そして「由」という漢字が名前についているので、私は誰かの心のよりどころのきっかけになるようなことをしていきたいなと思います。

それは、言葉で誰かを励ますことかもしれないし、編み物かもしれないし、環境に配慮した暮らし方かもしれないし、はたまた英語を使ってさまざまな人の価値観に触れることかもしれません。

どんな形であれ誰かにとって、心の支えになるようなきっかけになれたらいいなと思います。

 

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