海と糸です。
このブログは地球にやさしい暮らしと編み物をテーマに、初心者さん向けの編み物レシピを紹介しています。

今日2月10日はニットの日なのだそうです。
世の中は編み物ブームで、編み物をする方が増えていると聞きました。
なんだかとても幸せなニュースで心がなごみます。
もうすぐバレンタインですし、編み物ブームにのっかって
今年は手編みのものをプレゼントしてみませんか?
今日は、かぎ針編みで編むシンプルなネックウォーマーの編み方を紹介したいと思います。
初心者さんでも1日、2日くらいで編めると思いますので、ぜひ編んでみてください!
ネックウォーマーの糸選びのポイント
まず最初に、糸選びのポイントをいくつかお伝えさせてください。
今回、私はDarumaのメリノスタイル極太という糸を使いました。
この毛糸はとても編みやすくて、これまでもよく使っている糸です。
色はチャコールを選びました。
糸選びのポイントその1はこの、色です。
明るい色だと編み目が見やすいので、編みやすいです。
反対に暗い色だと編み目が見づらいので、編みにくいです。
そして、
明るい色は編み目が見やすいぶん、編み目が目立ちます。
暗い色は編み目が見づらいので、編み目も目立ちません。
つまり、編み目が多少不揃いでも暗い色なら目立ちませんが、明るい色だと目立つということになります。
ですが編み目が不揃いなくらいの方が手編み感があって良い、という考えもあります。
もちろん、使う人の好きな色で編むというのも一つです。
糸選びのもう一つのポイントは毛糸の太さです。
初心者さんは太めの糸でザクザクと編んでいくのがおすすめです。
細めの糸だとその分たくさん編まなければならないので、途中で挫折してしまうこともありえます。(経験済み)
毛糸のパッケージに目安となるかぎ針の太さが記載されていますので、8号〜10号くらいが編みやすいと思います。
今回使う糸は、かぎ針の目安は8号〜9号と記載がありますが、10号のかぎ針で編みます。理由は…
大きめのかぎ針で編むと、編み目がふんわりして、編み地がやわらかくなります。
逆に小さめのかぎ針で編むと、編み目が詰まって、編み地がかたくなります。
ネックウォーマーのようにふんわり柔らかく編みたい場合は大きめの号数を、バックなど固めに編みたい場合は小さめの号数を選ぶと良いです。
ネックウォーマーを編む糸と道具
このレシピではメリノスタイル極太を2玉使います。
かぎ針は10号
とじ針もご用意ください。
ネックウォーマーの編み方
ここからはネックウォーマーの編み方を紹介します。
(わかりやすくする為、糸の色を変えています。)
まずはじめに、糸はじを10cm程残し、鎖編みで25目編んでください。
この25目が土台の鎖編みとなります。
鎖編みの編み方は下記の記事で詳しく紹介していますのでご参照ください。

土台となる鎖編みにプラスして鎖編みをあと2目編みます。
(※鎖編みは全部で27目ということになります。)
この2目を「立ち上がりの鎖編み」と呼びます。
(※立ち上がりの鎖編みは1目と数える場合もありますが、このレシピでは編み目の数に数えません。)

続けて、写真のようにかぎ針に糸をかけて、上から3つ目の鎖編みにかぎ針を通します。

かぎ針を通したら、糸をかけて、鎖編みから引き出します。

糸を引き出したところです。かぎ針には糸の輪が3つかかっています。
もう一度かぎ針に糸をかけて、3つの輪全てから糸を引き抜きます。

これで「中長編み」が1目編めました。同じようにして、中長編みを編みます。
最初にかぎ針に糸をかけて、

土台となる鎖編み2つ目にかぎ針を通します。
かぎ針に糸をかけて、引き出し

もう一度かぎ針に糸をかけて、3つの輪から引き抜きます。

中長編みが2目編めました。
同じことを繰り返して1段目を全て中長編みで編んでください。
1段につき中長編みを25目編みます。

1段目の中長編みを全て編んだら2段目を編みます。
編み地を裏返して持ち、立ち上がりの鎖編みを2目編みます。
前の段の一番最後の中長編みの頭(矢印のところ)にかぎ針を通し中長編みを編みます。(※このレシピでは立ち上がりの目を編み目の数に数えません。)

2段目の中長編みが1目編めたところです。
同じようにして、前段の中長編みの頭(矢印のところ)にかぎ針を通して中長編みを編みます。

2段目の中長編みが2目編めたところです。
同じように矢印のところにかぎ針を通して中長編みを編んでいきます。

一番最後の目は少しわかりずらいのでご注意ください。
矢印のところにかぎ針を通し、中長編みを編みます。
(※編み目の数を数えて、25目あるか確認しながら編み進めるとよいです。)

同じようにして3段目以降も編んでいきます。
途中で糸が足りなくなったら新しい糸を結んで編んでください。

ネックウォーマーの長さは頭のサイズに合わせます。
(私の場合、頭周りの大きさが54cmで、ネックウォーマーの長さは55cmにしました。)
ネックウォーマーだからと言って首周りの大きさに合わせると、頭周りが入らず、かぶれない!ということになってしまいますのでご注意ください。
下記は、55cm編み終えたところです。
編み終わりの糸は、編み地の大きさの3倍ほど残して切ります。

編み終わりの糸をとじ針に通し、編み始めと縫い合わせて輪っかにします。

編み始めと編み終わりの糸を編み地にくぐらせて切ります。

ネックウォーマーの完成です。

編み終わりを輪にせず、もっと長く編めばマフラーになります。
同じ編み方で輪に編む方法は下記の記事で紹介していますので、参考にどうぞ

かぎ針編みで編むシンプルなネックウォーマーの編み方をご紹介しました!
ぜひぜひ素敵なものを編んでください!
▷レッグウォーマーも簡単です!

▷海と糸では他にも初心者さんにおすすめの編み物レシピを紹介しています。
