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益田ミリさんのお人柄が伝わる「47都道府県、女ひとりで行ってみよう」

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益田ミリさんの「47都道府県 女ひとりで行ってみよう」を改めて読んでいます。

 

初めて読んだのはもう何年も前になりますが、当時私は「通訳案内士」という資格を取るための勉強中でした。

通訳案内士は外国の方を外国語で案内するための国家資格で、試験内容は日本全国の地理・歴史・文化など多岐に渡ります。

参考書や問題集を買って勉強していたのですが、私は暗記が苦手で日本全国の有名な観光地とか名産品とか全然覚えられなかったのです。

 

 

そんな時に益田ミリさんの旅エッセイに出会って、面白くて夢中で読んでいました。

旅エッセイに出てきた地名や観光地、名産品だけは覚えられたのです。

 

残念ながら試験には不合格で、そのあと、旅行どころではない世の中になってしまったので通訳案内士を目指すことは諦めました。

 

考えてみれば、初対面の人と話すの苦手だし、体力がないから1日中アテンドするとか無理だろうなと思うし、よくおなかが痛くなるから困るなとか、もしも試験に合格していたとしても、仕事にすることはとうてい無理だったと思いますが…

 

47都道府県のことをあんなに勉強していたのに、もうすっかり忘れてしまいました。

 

 

日本三景ってどこだっけ?

(松島・天橋立・宮島だそうな。)

いつかは全部行ってみたい、と密かに思っています。

 

 

なんだか話がずれてしまった。

そんなわけで益田ミリさんの旅エッセイが好きでよく読んでいます。

 

すらすらと読めるし、読んだあとほっこりするし、私も行ってみたいって思えるんです。

それでなんでかな〜って考えてみたら、益田ミリさんが、感じたことを正直に書いてらっしゃるからではないかなって。

 

例えば、旅先ではその土地の名物を食べなくちゃと思って、苦手な海鮮丼を食べて、でも食べきれなくてハンカチに包んでカバンに隠すあたり。

あとは、花粉症でそれどころじゃなかったとか、歴史に興味が湧かない・・・とか正直に書いちゃうあたり。

 

 

他にもいろんなエピソードがあるけど、どれも思わずクスッと笑えて、ああ本当にそうなんだろうなって思える。

いつも相手のことを考えているというか、気遣っているからきっと優しい方なんだろうなって。

 

人柄!

 

そう人柄!

人柄がわかるからだ。

 

 

益田ミリさんの人柄が伝わってくるから、私は好きなのだと思います。

 

「人柄のわかる文章」

 

最近の私のテーマです。

やっぱり、思ったこととか、感じたことを正直に書くって大切だなって思います。

 

まだまだ、うまく書けない日ばかりだけど、自分の思いをちゃんと言葉にできるようになりたいな、と思いました。

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