自分のことを好きになりたい
どうしたら自分のことが好きになれるだろう
もしもあなたが、そんな風に思っているのだとしたら
残念ながら自分のことを好きになれるのはもう少し先かもしれない
自分のことを好きになりたいとはつまり
自分のことが嫌いってこと
自分のことを好きになれるのは
そんな嫌いな自分のままでも「まあいいか」って思えた時だから
矛盾しているようだけど
嫌いな自分をこのままでもいいと思えたら
自分のことが少しだけ好きになれる
自分のことが大嫌いだった私が
自分のことをほんの少しだけ好きになれたのは
誰かと比較しなくなったから
人は一人一人、違う、違っていい
そのことを心の底から理解できた時、
私は私のままでいいんだと思えた
じゃあ、どうしてそう思えたかというと
やっぱりカナダで暮らしたおかげ
だって周りとあまりにも違うから
どう頑張ったってそうはなれないから
比べる意味がなくなった
だからと言って
自分を好きになる為にわざわざ外国へ行く必要はない
自分を好きになるのに、役立ちそうなこと
例えば、、、
使う言葉を変える
私は自分の事を『責め上手』だった
仕事が遅い自分を責めまくり
英語が出来ない自分を責めまくり
気が利かない自分を責めまくり
あの人のように素敵じゃない自分を責めまくっていた
そんな、ダメダメだらけの私をホストファミリーは優しく迎え入れてくれて
『褒め上手』なホストファミリーはいつもいつもポジティブな言葉をかけてくれた
真っ黒で真っすぐな大嫌いだった髪型を素敵と褒められ
5ドルで買ったブラウスでもセンスがいいと褒められ
いつもよりちょっとだけ自分の気持ちが言えたら
英語が上手くなったと褒められる
日々、かけられる言葉は自分のメンタルに想像以上に影響する
それを、思い知った
自分の事が嫌いなあなたは
もしかしたら褒められた経験が少ないのかもしれませんね
私がそうだったから
でも今から自分の事を褒めてくれる人を見つけるのは
まあ、大変です
だからまずは自分でいいんです
鏡に向かって「今日も綺麗だね」
・・・・・・
ムリだ…
ハードルが高すぎる
第一、ぜんっぜん心に響かない
そうではなくて、
自分を責めないこと
そこから始めてみて
私たちは、友達には絶対に言わないようなひどい言葉を
自分自身には平気で投げつけている
だから、使う言葉を変えてみる
素敵な人がいたら
「ああ、素敵な人だなあ」
それに比べて私は、なんて言う必要はない
上手くいかないことがあったら
「よく頑張ったよね、わたし」
どうして私はいつもこうなんだ、なんて言う必要はない
誰かに冷たくされたのなら
「全ての人に好かれる必要はないよね」
どうせ私なんか、なんて言う必要はない
自分が自分の一番の味方になる、そんな感じで言葉を変えてみる
一瞬で自分の事を好きになれるような魔法じゃないけれど
少しずつでも「私のままでいい」と思えるかもしれない







