近所に美味しいパン屋さんがあります。
週末には朝から行列ができていることもあるし、
午後2時位には売り切れて閉店してしまうこともあります。
市販のパンを食べるとお腹が痛くなる私でも、
このパン屋さんのは大丈夫なのです。
ちょっと硬めだけど、とびきり美味しい。
お店はこじんまりとしているけれどそれはそれはセンスが良い。
どうしてあんなに美味しいのだろう?
あきらかに他のパン屋さんとは何かが違う。
そんなことをいつも思っていました。
先日、そのパン屋さんでお会計のためにレジに並んでいると
カウンターの下の方、全く目立たない場所に
お店のこだわりが小さく書かれていました。
頑固な店主が美味しいパンを作るためのこだわり。
それは、特別な事ではなくて
ただ、『美味しいパンを作りたい』という想いでした。
その謙虚さに、私は感動しました。
本当にセンスが良くておいしいパン屋さんなのに、
○○にこだわっています!のような宣伝をいっさいしない。
店の中の、レジのすぐ近く
立ち止まらなければ気づかないような場所に
美味しいパンを作りたい、という想いが書いてある。
ふふふ
見つけた、おいしさの秘密!
きっと店主さんは、美味しいパンを作るという
決してブレない軸を持っているのだろうと思います。
だから、
○○にこだわっています!のような宣伝をしなくても
食べた人ならわかってくれるという自信があるのではないだろうか
と、思いました。
そして、
そんな強さを私も持ちたいと思いました。
自分が本当に良いと思うものにこだわる。
自分が良いと思うものを自信を持って提供する。
そういう生き方ができたらとてもかっこいいと思うのです。
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