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人の魅力というものは|光浦靖子さん「50歳になりまして」を読んで

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この時期、和菓子屋さんへ行く頻度が増えます。

ピンク色のかわいいお菓子が並んでいて、見ているだけで幸せな気持ち(^ ^)

桜の香りに癒されながら、光浦靖子さんの「50歳になりまして」を読みました。

 

光浦さんがカナダへ留学するというニュースを知った時、驚いたというのもありますが、それ以上に本当に感動しました。泣くほどに感動したんですよね。

あの当時、海外留学するというのはとても勇気のいることだったと思うし、何より50代で留学するのは、20代や30代で留学するのとは訳が違います。

 

私は今40代ですけれど、もしも今から留学するとなったら一番気がかりなのは気力と体力です。

若い頃のように「楽しそう」「やってみたい」という好奇心だけで突き進むことは難しくなりました。

体力も衰えて、疲れやすくなったし、新しい環境でやっていけるだろうか、体調が悪くなって迷惑をかけたりしないだろうかと不安にもなります。

 

なので、50代で留学するのはどれほど勇気のいることだったろうと思うのです。

 

 

カナダに留学されてからの光浦さんの様子をインスタなどで拝見すると、とても活き活きと活動されていて、楽しそうだし、幸せそうだなと羨ましくもあります。

もちろん、傍目にはわからない苦労もたくさんあると思いますが、勇気を出して夢にチャレンジした人だけが見られる世界を味わっているのだろうと思います。

 

私は普段テレビを全く見ないので、実は光浦さんが日本でどのようなお仕事をされていたのかよく知らなかったのですね。

 

「50歳になりまして」を読んで、そのお人柄を垣間見れて、大好きになりました。

 

光浦さんの文章は一緒におしゃべりしているようにスラスラと読めて楽しいです。

「えっそんなことまでいいの?」と思ってしまうことを、正直に書いていらっしゃる。

 

落ち込んだ時に花を買うとか、モノが作られてゆくのを見るのが好きとか、紙袋が捨てられないとか

「うんうん、わかるなあ」というところもたくさんあって、もしもできることなら友達になりたいと思いました。

つくづく、人の魅力というのはこういうところにあると思います。

 

光浦さんが留学したり、本を書いたりすることなく、日本でお笑い芸人としてお仕事をされていたとしたら、私はきっと関心を持つことはなかった。

 

その人がどんなことを考えているか、何が好きで、何を大切に想って、どんな生き方をしているか、そういうところに私は魅力を感じます。

 

 

もしも、今私がカナダに住んでいて、どこかで光浦さんを見かけたなら、勇気を振り絞って声を掛けていたかもしれません。(いざとなったらそんな勇気だせないのが私なのですが…)

 

飾らない光浦さんの魅力をたくさん知れて、心から応援したくなりました!

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