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編み図のいらない編み物レシピ・キットについて

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私が初めて編み物をしたのは確か中学生くらいのことです。

 

今となってはなぜ編み物をしたいと思ったのか全く思い出せませんが、

母に編み物を教えてほしいとせがみました。

 

母は編み棒と白い毛糸を買ってきてマフラーの編み方を教えてくれました。

ちなみに母は普段編み物をするような人ではないので、

私のために編み方を勉強してくれたのだと思います。

 

そんな母の苦労は虚しく、私はすぐに飽きてしまい、

マフラーが完成することはありませんでした。

 

高校生の頃、あみぐるみが流行りました。

私はまたしても編み物をやってみたくなり、かぎ針と毛糸を買いました。

 

しかしながら、あみぐるみは完成することなく、

私の部屋には編みかけのクマが転がっていました。

 

 

それから何年もして、

カナダで出会ったホストファミリーのおばあちゃんは

編み物が趣味でした。

 

英語が全然聞き取れず、話せず、部屋に引きこもりがちだった私に

おばあちゃんは、一緒に編み物をしようと誘ってくれました。

 

私の人生にまたもや編み物が登場。

 

でも、それまでの編み物とは本気度が違いました。

せっかく教えてくれているのに、途中でやめたら失礼だと思ったから。

 

 

そして、編み物にハマりました。

 

 

おばあちゃんの英語は全然聞き取れなかったけれど、

手元を見せながら、こうやって編むんだよと教えてくれました。

 

その頃の私は、編み物とは編み図を1目1目たどって編んでいくものと思っていたので、何も見ずに編めるおばあちゃんはすごいなあと思っていました。

 

 

そんな私におばあちゃんは

「あなたの編みたいものを、編みたいように編めばいいのよ」

といいました。

 

 

後になって知ったことですが、海外では日本のような編み図記号を使わないのだそうです。

 

 

海と糸を始めた頃に、編み物に挫折したことがあるという人に出会いました。

高校生の頃に編み物の授業があって、編み図がさっぱり分からなかったと言っていました。

 

同じだと思いました。

 

私も編み図がさっぱり分からなかったのです。

編み図に限らず、記号を覚えたり、読解したり、そういうことが苦手。

 

編み図記号をたどって編むのは本当に苦手でしたが、

おばあちゃんが教えてくれた編み物は楽しかったんです。

 

それは手元を見せながら教えてくれたことと、

同じ編み方の繰り返しだったからではないかと思います。

 

その時に、ああきっと私のように編み図が苦手で編み物をやめてしまった人が他にもいるだろうなと思ったのです。

 

私もおばあちゃんに出会う前は何度も編み物に挫折して、

でも心の中では編み物に憧れがあって、

編んでみたい、でも、私には無理。

 

そうやって諦めていたのです。

 

だから、今度は私が誰かにとってのおばあちゃんのように

こうやって編むんだよと伝えられたらいいなと思いました。

 

大袈裟な言い方かもしれないけれど、

私の人生は編み物で救われた経験がたくさんあるのです。

 

たった一人で外国を旅した時、

側にはいつも編み棒と毛糸がありました。

「何を編んでいるの?」と編み物好きな人がたくさん声をかけてくれて、

一人でも寂しくありませんでした。

 

家族が病気の時も、長い間逢えなかった時も

毛糸に願いを込めて、編みました。

どうすることもできない、悔しさも不安も心配も、

編み物をしている間はほんのひと時忘れることが出来ました。

 

編み物の楽しさ、癒しの力をたくさんの人に伝えたいと思いました。

 

そんな理由から、海と糸の編み図のいらない編み物レシピと

必要な糸がセットになったキットが生まれました。

 

初めて編み物をする人はもちろん、

かつての私のように、編み図が苦手で編み物に挫折した人にもう一度チャレンジしてもらえたら嬉しいです。

地球にやさしい食器洗い

第1弾は、地球にやさしい食器洗い

カナダのおばあちゃんが最初に教えてくれたのが、コットンのディッシュクロス(食器洗い)でした。

せっかく編んだものを食器洗いにするなんてもったいないと思うかもしれませんね。

私もそうでしたから。

でもね、一度試してみてほしいのです。

 

実は、私は食器洗いが嫌いだったのですよね。いつも面倒だなあって、思ってたんです。

でも、大切に編んだ食器洗いを使ってお皿を洗う時、心がとても優しい気持ちになることに気がつきました。

ボロボロになるまで使った食器洗いを見るたびに、ほんの少し自分のことが好きになれました。

 

地球を大切にすることは自分を大切にすることだからです。

おばあちゃんが教えてくれたのは、単なる編み物ではなくて、日用品を手作りして使う、暮らしの豊かさでした。

今度は私からあなたへ、伝えられたら嬉しいです。

石鹸ネット

第2弾は石鹸ネットです。

液体石鹸から固形石鹸にかえることでほんの少しプラスチックの削減につながります。

液体はそれを入れる容器が必要だけれど、固形石鹸には不要だから。

固形石鹸を使う機会が増えるたび、あれがあったらなあと思っていました。

 

そう、石鹸ネットです。

私が子供の頃は、小学校の水道にみかんのネットに入れられた石鹸がかかっていたんですよね。懐かしい思い出。

石鹸ネットも編み物で作れるかも、と思ったのがきっかけで作り始めました。

 

最近は環境に配慮された素敵な石鹸がたくさんありますので、固形石鹸の良さがどんどん広まってくれたら嬉しいなあと思います。

固形石鹸派さん、手作りの石鹸ネットを編んでみませんか?

 

編み図のいらない編み物レシピと糸が付いたキットはこちらで販売しています。